3Dプリンター製のドローンが時速240kmを突破!史上最速の秘密は?

9カ月間にも及んだある計画が、今週初め大成功のうちに完結しました。以前、Sony 製の時速106マイルで飛ぶドローンという記事をご紹介しました。こちらは垂直離着陸10kgの荷物の運搬などを実現したものですが、今日ご紹介するのは純粋に「はやさ」を追求したタイプです。世界で初めて、3Dプリンター製ドローンが時速240kmを超える速度で空を飛んだのです。

Watch the world’s first 3D-printed, jet-powered drone hit the skies at 150 MPH

http://bgr.com/2015/11/12/drove-video-3d-printed-uav-flight/

3d-printed-drone

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製作: Aurora Flight Sciences 社

今回のドローンはジェットエンジンを搭載し、部品の80%が3Dプリンターで作られています。製作は、主にバージニア州に本社を置く「Aurora Flight Sciences 社」の手で行われました。「ドローン」という言葉は、最近はプロペラを持った、いわゆるクァドコプター型のことを指すことが多いようですが、ここでは Aurora 社の無人機全般の事を指します。ドローンのデビューの舞台に選ばれたのはドバイの航空ショーでした。

「最初は、3Dプリンターを使えば、ジェットエンジンを搭載した飛行機を作るのにデザインから実際の製造までいかに短時間で済むかというのを航空機業界に知らしめるのが目的だったんです」Aurora 社の航空調査技師 Dan Campbell はこう語る。「我々の知る限り、これは史上最大最速、そして最も複雑な3Dプリンター製無人機ですよ」

製作時間の「早さ」と飛行速度の「速さ」

3D プリンティング技術の大手「Stratasys 社」の技術を採用することで、製作期間は半分にまで短縮されました。素材には Strarasys 提供の ULTEM を採用。これは連邦航空局(FAA)の定める可燃性、発煙性、そして毒性に関する規制をクリアするものです。ULTEM は3Dプリンターで使えるのに加え、丈夫で軽量と、まさに理想的な素材なのです。おかげでこのドローンは、翼の大きさ3mに対して重量15kgという驚くべき軽さを実現しました。

こちらにその世界初のジェットエンジンを積んだ3Dプリンター製ドローンの映像があります。どうぞご覧ください。

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