Android端末にはユニークな名前の機種がある
Androidスマホに興味のある方は、各メーカーから発売されるAndroid端末になかなかユニークなネーミングがあるのはご存じでしょう。
新製品のネーミングはイメージ作りなどもあり、販売台数に無視できない影響力を持ちます。
しかしスマートフォンのネーミングには英語が使われることがほとんどで、非英語圏の企業が付けた名前は英語圏では奇妙な響きを帯びてしまうという事例が多々あるのです。
たとえばSonyの子会社ソニーモバイルコミュニケーションズの「Sony Ericsson Live with Walkman」。
2011年に発売されたこの機種ですが、「製品名の中に文章を入れるとは正気か」と奇異の目で見られています。
Acerの「Acer Liquid Zest Plus」は「液体せっけん」?
先日台湾のメーカーAcerが発表したAndroidスマホ「Acer Liquid Zest Plus」も、どうやら奇妙な印象を与えてしまう名前だったようです。
この名前を見たユーザーからは「液体せっけんのボトルですか?」というコメントがありました。
Acerは台湾の台北市に本拠地を置くPCおよび関連機器メーカーの企業グループで、2008年には同じく台湾のスマートフォンメーカーE-TENを買収しています。
Android端末のメーカーとしては有名ではありませんが、Acer Liquid Zest Plusはなかなか悪くない機種です。
モンスターバッテリーとTri-focusカメラ
まず特筆すべきはそのバッテリー容量です。
現在のスマートフォンでは4,000 mAhを超える機種はなかなかありませんが、Acer Liquid Zest Plusは5,000 mAhというモンスターバッテリーを搭載しています。
ディスプレイサイズは5.5インチですが、解像度は720pに留まっています。
正直言って、このサイズのディスプレイでこの解像度は物足りないのですが、その分消費電力が少ないという利点があり、モンスターバッテリーの持続時間がさらに伸びています。
他のスペックは、1,300万画素の「tri-focus」カメラが搭載されます。
「tri」、つまり「3」というのは、このカメラがレーザー光、位相差検出、コントラスト検出の3つの方法を使ったオートフォーカス技術を採用していることから命名されています。
内部に目を移すと、MediaTek製プロセッサ、2GBのRAM、16GBの内部ストレージが搭載されています。
OSはAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、値段は250ドル以下になるとのことです。
Via: Phandroid