Amazonが自前の荷物配送サービスを準備中

世界最大の通販サイトの一角であるAmazonですが、注文を受け付けた荷物の配送は外部の配送業者を使っています。ですが外部の業者ではすべての荷物をさばききることが難しく、ときに遅延も発生しています。ドローンを使った配送サービス「Prime Air」に必要なFAAの許可はいつ降りるかわかりませんので、Amazonは自前の配送サービスを所持して配送業務を効率よく行っていくつもりの様です。

Amazon could be preparing its own package delivery service

http://www.geek.com/news/amazon-could-be-preparing-its-own-package-delivery-service-1644415/

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フランスの配送業者を買収中

Amazonで購入した商品は大小さまざまな配送業者によって届けられますが、それも近いうちには変わるでしょう。Amazonはフランスの配送業者「Colis Privé」の経営権を手にしようと本格的に活動を行っています。すでに25%の株式を押さえており、残りの株も手に入れて発注から配送までのロジスティクスの評価・見直しを出来るようにしようとしています。

自身で配送サービスを所有することで遅延の発生や無駄なコストを抑制できる

Amazonで取り扱う荷物の量は膨大であり、ここ数年は提携している外部の配送業者のキャパシティを圧迫していました。つい先日、大量の荷物が年末年始の休日に間に合うよう発送されたせいで配送業者FedExのキャパシティをオーバーし、配達に遅れが生じました。他の配送業者であるUPSでも同様の事態が数年前に起こっています。

配送サービスを外部に委託せず、Amazon自身で行った方が需要を満たしやすいだろうという意見は頷けるものがあります。そして2015年の第3四半期だけで32億ドルが配送にかかっていることを考えると、大幅な経費削減につながることは確実でしょう。

他社の配送も行うAmazon 将来的にはPrime Airも実用化したい考え

先ほどのフランスの業者Colis PrivéはAmazonの配送だけを行うようになるわけではなく、Amazonの一部としてこれまで通りビジネスを展開していきます。Amazonは配送キャパシティに余裕があれば外部からの配送委託も受け付けるだろうと配送業界関係者の多くは予想しています。Amazonはみすみすビジネスチャンスを逃すような会社ではなく、公式ウェブサイトでは同業他社の依頼でさえ受け付けています。

具体的な配送サービスのプランは確定していませんが、配送にドローンを使うアイデア(いわゆる「Prime Air」)に対して非常に前向きです。ドローンの運用を規制している連邦航空局(FAA)の許可がないとサービスは開始できませんが、それまでは既存の配送ルートを整備してもらうことにしましょう。

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