警察は74%以上のAndroid端末のデータにアクセスできる

11月中旬にパリで起きたテロ事件以来、通信内容の暗号化に関する議論が再燃しています。そしてその中で、驚くべき事実が明らかになりました。

Google can remotely give cops access to at least 74% of all Android devices

http://bgr.com/2015/11/23/google-android-encryption-data/

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警察は捜査上の理由があればAndroid端末の情報を参照できる

報告によると、捜査当局、要は警察ですが、警察の要請があれば Google は、実に74%以上の Android 端末に強制アクセスできるらしいのです。そしてこの74%というのは最も少なく見積もった場合の数字で、実際にはもっと大きくなるだろうとのことです。

インターネット関連技術の世界最大手の情報サイト『The Next Web』に寄せられた、ニューヨーク地方検察局のスマートフォンの暗号化と安全性に関する文書によると、Google は古い Android 端末のパスワードを強制解除し、データを参照する事が出来るらしいのです。

調査官は様々な方法を用いてパスワードを解析することができる。また Android の古いバージョンに関しては、Google は『捜査令状』と『デバイスからデータを吸い出して捜査当局に協力せよ』という命令があった場合はパスワードをリセットする事が出来る。この操作は Android 端末の実機が無くてもでき、調査官はデバイス内のデータを閲覧できる。

Android 5.0 Lollipop でも可能性はあり

Android 5.0 を動かしている機種はフルディスク暗号化をおこなっているため、リセットは出来ないと言われますが、実際にはフルディスク暗号化はデバイスのパフォーマンスを低下させるため、デフォルトではONになっていないそうです。それゆえ、Android 5.0 でもパスワードのリセットが出来る場合が大半であろうと見積もられています。

Google の公式発表によりますと、74.1%の端末が Android 5.0 Lollipop よりも古いバージョンで動いているようです。ということは、Lollipop や Marshmallow にアップグレードされない限り、74.1%の端末にはアクセスできるということです。

androidstats

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