金曜日、Appleが自動車を連想させるドメイン名を3つ取得していたことが判明しました。Appleは既にCarPlayという、iPhoneとカーナビなどとをつなぐソフトをリリースしていますが、Appleの構想がCarPlayを越えたものであることを示すものかもしれません。
Apple registers apple.car, apple.auto and apple.cars domain names
Appleが自動車を思わせるドメインを3つ取得
金曜日現在、誰でも使用可能なWhois(インターネット上でのドメイン名などの所有者を検索するプロトコル)でAppleを検索にかけると、apple.car、apple.auto、そしてapple.carsという3つのドメインがAppleに取得されていることがわかります。これはApple製品の情報をを中心に扱う情報サイト「MacRumor」が初めに伝えたものです。
言うまでもなく、Appleは近年市場に登場したインフォテインシステムである「CarPlay」の開発元です。しかしAppleの自動車業界における野望はCarPlayに留まらないと見られています。その理由はずばり、「タイタン計画」と呼ばれているとされる、自社の電気自動車の開発に取り組んでいるという根強い噂があるからです
実際に使うかは別にして、Appleはよくドメイン名、商標、特許などを登録する会社です。たとえば”domains@apple.com”というメールアドレスは”domains”の部分を変えたものが13,000個近く登録されており、また”Apple Inc.”は9,000近いものが登録されています。
タイタン計画はダミー会社を隠れ蓑にして秘密裏に進行?
Apple関連情報を扱う「AppleInsider」は2015年の前半、「タイタン計画」の大半はカリフォルニア州サニーベールにある、「SG5」のコードネームで呼ばれる秘密工場で開発中であると独占的に伝えています。Appleがサニーベールでの活動実態を隠すため、「SixtyEight Research」と呼ばれる幽霊会社を隠れ蓑にしていることを示唆する証拠があります。
「Appleは2019年の発売を予定している」と言われていますが、第一世代の車種は自動運転車ではなかろうという噂があります。600人の従業員がタイタン計画に参加していると言われていますが、伝えられるところによると、その人数を3倍の1,800人に増員するという話も出ているようです。