iPadを液晶タブレットとして使える「Astropad」
MacとiPadを連携させて、iPadを液晶タブレットとして使用できるアプリ「Astropad」をご存じでしょうか。
MacとiPadにアプリを導入すればMacの画面がiPadにミラーリングされ、描画ソフトをiPadで使用できるというものです。iPad上での画像の一部拡大などもでき、イラストを描く人にとっては非常に便利なアプリです。
先日Astropad 1.4のアップデートが行われたのですが、その中で「新規iPad(2016)へのApple Pencilのサポート」が言及されました。
21日に発表されると思われる9.7インチiPadの事を指すと思われ、今のところ12.9インチのiPad Proにしか対応していないのを考えると、とても興味深いアップデートと言えます。
タイムラグを実用的な範囲に抑制
9.7インチiPadがApple Pencilに対応するという確たる情報はありませんでしたので、すくなくともこのアプリを導入すれば使えるというのは朗報と言えるでしょう。
ところでPencilでiPadに入力してから描画ソフトに反映されるまでのタイムラグが気になる方も多いと思われます。
12.9インチiPadでは内部にApple Pencil用のコンポーネント(Pencilによる入力の認識速度を上げるためのシステム)を搭載することでラグを解消しており、他の機種ではこのコンポーネントを搭載していなかったことが対応の進まない原因になっていました。
しかしAstropad 1.4ではMacとiPadをUSBケーブルを用いて有線接続することができ、タイムラグを許容できるレベルにまで抑えています(完全になくするのは出来なかったようです)。
間近に迫ったマーチイベント
いよいよ数日後に迫ったマーチイベントですが、現在までに判明している9.7インチiPadで追加される特徴は、スマートコネクター対応、背面カメラのフラッシュ、クアッドスピーカーなどです。4インチiPhone「iPhone SE」ともども、期待が高まっています。
Via: AppleInsider