謎に包まれたビットコインの開発者がついに特定か

Peer to Peer型の暗号通貨であるビットコインの仕組みを、始めて著した原著論文は2009年、中本哲史 と名乗る謎の人物によって投稿されました。彼(?)の正体を知る者は誰もおらず、2011年にネット上からほぼ姿を消しました。テクノロジーニュースを扱う情報サイト『Wired』に寄せられた文書によると、「中本哲史」の正体はほとんどの人が聞いたことのないオーストラリア人であるらしいのです。

Bitcoin’s mysterious creator possibly finally unmasked

http://www.geek.com/news/bitcoins-mysterious-creator-possibly-finally-unmasked-1641721/

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「中本哲史」の正体をめぐる動き

Wiredに寄せられた文書によると、中本哲史はCraig Steven Wrightという人物であるとのことです。ビットコイン業界では、彼の事を知っているのはほんの一握りで、誰もが知っている名前ではありません。彼が中本哲史であるという証拠は、大部分が状況証拠でしかありませんが、数自体は実は多いのです。かつてNewsweekが、中本哲史の正体はドリアン中本であると主張したときよりは証拠がそろっているのです。同日、中本哲史がP2P財団の自身のアカウント上で「自分はドリアン中本ではない」と投稿したにもかかわらず、Newsweekはドリアン中本が正体であるという主張を撤回していません。

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ビットコイン創設者でしか出来ない動き

さて、件のCraig Steven Wright氏が中本哲史の正体であるとする証拠の内、最も説得力のあるものはWright氏のブログの、ある投稿のログでしょう。この投稿はビットコインのホワイト・ペーパーのリリースの一か月前に書かれたものであり、そこには暗号通貨を開始することについて意欲を見せる彼の言葉が綴られていました。今はもう削除されていますが、その投稿の中で彼はビットコインのホワイト・ペーパーのリリースも予告しています。ビットコインの創設者以外、誰がリリースの日時を知っているでしょうか。Wright氏の使っていたPGP公開キーは、中本哲史のメールアドレスにとても近いアドレスにつながっていました。Wiredにリークされたメールの中には、ビットコインのリリース前にWright氏がPeer to Peer型の暗号通貨に興味を持っていることが書かれており、「仮の姿」である中本哲史について繰り返し言及されています。

最有力候補Craig Steven Wright氏

Wiredの取材に対し、Wright氏はTessier-Ashpool@AnonymousSpeech.comというメールアドレスから返答をしました。Tessier-Ashpoolという名は、SF作家ウィリアム・ギブスンのスプロール三部作に登場する一族から取られています。しかしメールの中にはWright氏のオーストラリア税務職員とのミーティングについても触れられており、氏のオフィスがオーストラリア国税局の権限で警察の強制捜査を受けたことを多くのメディアが伝えています。

確かにWright氏が中本哲史であるという直接的な証拠はありませんが、状況証拠だけで言えばこれまでのどの候補よりも有力であることに違いはありません。謎の人物中本哲史。その正体がいよいよ明かされようとしているのかもしれません。

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