衛星カロンの終わらない一日

冥王星探査船「ニューホライズンズ」。今年の夏に冥王星に接近し、表面に謎の地形を発見したり、冥王星には青空が広がっていることを発見したりしてくれたあの探査船です。ニューホライズンズはこのとき冥王星をあらゆる角度から撮影しました。そして NASA の研究者はその写真を組み合わせて冥王星の一日間を再構成することに成功しました。このとき、同時にカロンの写真も撮影し、こちらも同様に一日を再現しました。

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「カロン」とは

カロンは冥王星最大の衛星です。その直径は実に冥王星の2分の1、かつては冥王星とともに「二重惑星」とも考えられていた星です。表面は氷に覆われていることもわかっています。カロンは冥王星と全く同じ速度、地球時間で6.4日かけて1回自転します。しかもカロンの公転周期も一緒なので、この二つの星は常に互いに同じ向きを向けているということになります。つまり、冥王星の上から見ると、カロンはいつも空の同じ場所に同じ面を向けて浮かんでいるのです。

ニューホライズンズによって暴かれるカロンの神秘のベール

上の画像は7月7~13日にかけて冥王星系に接近した際、ニューホライズンズ搭載のモノクロ望遠カメラ「Long Range Reconnaissance Imager(LORRI)」によって撮影されたものです。この写真が撮影された7月以前、冥王星とカロンは太陽系の端に引っかかるだけのオマケに過ぎませんでした。それが今や渓谷クレーター氷の火山謎の地形といった様々な顔を持つダイナミックな系に様変わりしました。ニューホライズンズからの画像データが送られてくるにつれ、毎日新しい事実が明らかになっています。

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