中国のコンソーシアムがオペラ・ソフトウェアを12億ドルで買収

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中国の企業がオペラを買収しようと計画

中国企業によるコンソーシアムが、ウェブブラウザ「Opera」の開発と情報圧縮技術で有名なノルウェーのソフトウェア開発企業「オペラ・ソフトウェア(以下オペラ)」に買収を持ちかけました。オペラの取締役会は株主たちに対し、コンソーシアム側の提示した12億ドルの提示額を了承するよう求め、買収交渉を進めて行くつもりです。

モバイルインターネットアクセスの分野では、オペラはAndroidやiOS登場以前のパイオニアでした。オペラの開発するウェブブラウザ「Opera Mini」のおかげでJavaベースのデバイスからでもインターネットにアクセスすることができ、デスクトップPCでも成功を収めていました。しかし後続の優秀なブラウザに押され、最近のシェア率は1~2%ほどにまで落ち込んでいました。

データ圧縮に一日の長のあるオペラ

オペラは近年、自身の情報圧縮技術を使って、データ消費を抑えたいユーザー向けの製品を世に送り出してきました。Opera Miniは常にコアでデータ圧縮をおこなっており、Opera Maxはアプリからの送信データを圧縮しています。暗号化されていないトラフィックはオペラのサーバーを経由して圧縮され、その結果大幅にデータが圧縮されます。2015年にはこの機能を音声や映像のストリーミングサービスに拡張し、Pandoraのようなストリーミングサービスのデータを50%削減することに成功しました

相場の1.5倍の価格で買収交渉に臨む中国企業

今回買収に参加した中国企業はQihoo 360 (奇虎360)、Kunlun (昆仑)で、投資ファンドであるGolden BrickやYonglianから資金を調達しています。今回提示された12億ドルという数字は買収交渉に関する情報が出る前のオペラの株価よりも53%高い金額で、株主側も受け入れると見られています。

Via: Android Authority

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