COP21でビルゲイツなど世界の実業家がクリーンエネルギー研究ファンドの設立を宣言

Microsoft 創設者であるビル・ゲイツFacebook 設立者であるマーク・ザッカーバーグ。パリで開かれている国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の場で、この二人は民間セクターからの投資を加速させることを目的とした新たな国際イニシアチブ『Breakthrough Energy Coalition』を設立することを発表しました。

Bill Gates, Mark Zuckerberg launch clean energy research fund

http://www.theverge.com/2015/11/30/9817766/bill-gates-mark-zuckerberg-breakthrough-energy-coalition-cop-21

ビルゲイツ

スポンサーリンク

世界各国の実業家が参加している『Breakthrough Energy Coalition』

COP21 の開催に先立ち、マーク・ザッカーバーグは自身の Facebook ページでこのイニシアチブの設立について言及しています。また、このイニシアチブの立ち上げには両者の他にも、ザッカーバーグ氏の妻や、AmazonCEOのジェフベゾス、英の多国籍企業 Virgin グループの創設者 リチャードブランソン氏、中国の情報技術関連企業グループ Alibaba Group の創業者にして現会長ジャック・マーソフトバンク創業者 孫正義などが参加しています。

もう一つの取り組み『Mission Innovation』

ゲイツ氏は他にも、別個のクリーンエネルギープログラムの宣言をオバマ大統領とともに行うと目されています。このプログラムは『Mission Innovation』と呼ばれ、今後5年間でエネルギー分野の研究への民間からの投資を2倍に引き上げることを目的としており、具体的な額としては100億ドルから200億ドルにのぼるとのことです。すでにアメリカ中国インド、そして日本を含む20ヶ国が署名しています。

先ほどの『Breakthrough Energy Coalition』は『Mission Innovation』参加国とも連携して基礎研究と応用研究両面への投資を行っていくとしています。Coalition は公式ウェブサイトにおいて、二酸化炭素を排出しない発電方法の将来的な実現に貢献しうる企業については、それが新興のベンチャー企業であっても投資の対象になると宣言しています。投資の規模については明言されてはいません。

より良い世界のために

マーク・ザッカーバーグは Facebook への投稿で以下のように記しています。「クリーンエネルギー問題を解決することは、世界をより良い方向へ持っていくのに必要不可欠なことです。ですがエネルギーの確保や気候変動の抑制ができないままに他の手段、たとえば教育を施したり世界をつないだりといったことだけをしていても効果は期待できないでしょう。持続可能なエネルギー系の開発は遅々として進んでいません。現行のシステムではイノベーションは生まれないでしょう」

スポンサーリンク