ドローン兵器だけを打ち落とす対ドローン用ライフル

今まで、宙に浮いているドローンを、数百m離れた場所から直径7mmのライフルで撃ち落とすのは至難の業でした。ですが今週初めに非営利研究開発組織 Battele が発表した新型ライフル「DroneDefender」の登場で、この状況は一変します。

New rifle shoots drones out of the sky without firing a single bullet

http://bgr.com/2015/10/16/drone-defender-rifle-radio-wave-gun/

dronerifle1

オハイオ州に本拠地を置く Battele 曰く、DroneDefender は世界初の携帯可能、高精度、そして即座に使える対ドローン用武器です。とはいえ、従来のイメージ通りの武器ではありません。そしてそれゆえに「対ドローン用」であるのです。

「ドローン」という単語は、今でこそ娯楽目的のラジコン機にも用いられていますが、もともとは個人や組織の機密情報を奪う偵察目的に開発されたものです。それゆえ、軍事組織、政府関連施設、そして法執行機関などがドローンの偵察の標的となります。

shootingrifle

DroneDefender の形はいわゆるライフルですが、前面にアンテナが附属しています。このアンテナから電磁波を放出して、ドローンを狙い撃つのです。この電磁波はドローン以外の飛行物(ヘリコプターなど)には影響しないので、無用な巻き込まれ被害を出さずに済みます。

dronesight

Battella 社の研究リーダー Dan Stamm 氏はこのようにも語っています。「DroneDefender はまさに対ドローン用武器と言えるでしょう。ドローン以外には影響を与えないので、ホワイトハウスの芝生、軍事基地、あるいは外国の大使館、さらには刑務所や学校、史跡など従来の武器を持ち込むのが難しい場所での使用も可能なのです。」

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