レーザーでドローンを焼き切って撃ち落とす対ドローン兵器「Iron Beam」

先週、飛行中のドローンだけを打ち落とす新型ライフルについてお伝えしました。ドローンという単語は、最近ではコンシューマー用のクアドコプターも含めて言うようですが、より高性能なものは軍隊や政府にとっての脅威となりえます。

Defense contractor shows off ‘Iron Beam’ anti-drone laser

http://bgr.com/2015/10/21/anti-drone-devices-laser-rafael-video/

anti-drone-laser-rafael

対ドローン兵器はこのライフルだけではありません。イスラエルの防衛請負業者Rafael社は今週初め、高性能の「Iron Beam」システムを発表しました。

科学雑誌「Popular Science」で解説されているように、ドローンと戦うには4つの基本戦術があります。1つ目は旧来の銃火器でドローンを打ち抜く方法。2つ目はドローン捕獲用に開発されたデバイスで捕獲する方法。実際のところ、このデバイスともドローンだったりします。3つ目の方法は、空中のドローンをハッキングしたり、墜落させたりするために電磁波を照射するもの。先週の対ドローン用ライフルもこれに該当します。

そして4つ目。レーザーを使う方法。

Iron Beamのようなレーザー兵器は、過去何度も開発されてきた経緯があります。そしてRafael社の物は近い将来、多くの軍隊に配備されうる可能性を秘めています。このシステムはレーザーを使って、電気回路や翼を焼き切って撃ち落とします

Rafael社はまだ「Iron Beam」を実戦配備してはいませんが、今週初めに韓国で開かれた防衛技術博覧会でデモンストレーションを行いました。ロケット砲のように効率的で、しかも低コストな対ドローン兵器というのは世界中の軍隊の垂涎の的です。Iron Beamはこの条件を満たし、多くの国がこれに興味を示しました。Iron Beamシステムはとても小型で、輸送コンテナ1個に収まってしまいます。あるいはトラックの荷台に乗せて運ぶことも出来ます。Iron Beamは約2kmほどの射程を持ち、また電源が確保できている限り連続して撃つ事が出来ます。

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