巨額の開発費を投じて開発されたFinal Fantasy XV
スクウェア・エニックスの最新作「Final Fantasy XV (FF15)」のトレーラーなどが先週発表になりました。
アニメ作品やフルCGでもビデオなどが公開され、YouTubeにも続々とアップされています。
美麗なグラフィックやベテランや実力派の声優の起用、英語版ではハリウッド俳優に吹き替えを依頼するなど開発費が膨大な額に昇ることが懸念されていた今作ですが、開発費の回収にはどれだけの本数が必要になるのでしょうか。
FF15が黒字になるにはFF7並の売上本数が必要
かつてテクモ在籍時にモンスターファーム2などを手掛け、その後スクエニに移籍して現在はFFシリーズのディレクターを務めている田畑 端氏は先日行われたカンファレンスの中で、FF15が黒字になるには世界で1,000万本の売り上げが必要と発言しました。
FFシリーズは1~14までのナンバリングタイトルの他にもタクティクスシリーズ、クリスタルクロニクルシリーズ、チョコボシリーズなどといった40以上の派生作品を生み出していますが、かつて1,000万本を売り上げたタイトルはFF7のみです(約1,100万本:インターナショナル版を含む)。
FF15に課せられた課題がいかに大きいものであるかはお判りでしょう。
世界的な人気のある「ウィッチャー 3」や「メタル・ギア・ソリッド V」ですら売上本数は500~600万本です。
あるいはFF15はFF7に匹敵する売り上げを記録しなければいけない、と言った方がわかりやすいでしょうか。
事前予約は既に開始:初版のみの限定DLCもあり
FF15は2016年9月30日に発売で、プラットフォームはPlayStation4とXbox oneです。
また、従来のナンバリングタイトルで採用されてきたコマンド入力式のバトルではなく、キングダムハーツ・シリーズに近いアクションRPGとなります。
既にAmazonでは事前予約を受けており、初回限定で正宗や芸ボルグといった強力なDLCのアイテムコードも付属しています。
Via: Geek.com