Firefox OSスマートフォンが発売から2年で姿を消すことに

さらばFirefox OSスマートフォン。Firefoxを開発しているMozilla社は先週、Firefox OSスマートフォンの開発を中止すると発表しました。スマートフォン以外のIoTデバイスでは開発を継続するとしています。

Mozilla Will Stop Developing And Selling Firefox OS Smartphones

http://techcrunch.com/2015/12/08/mozilla-will-stop-developing-and-selling-firefox-os-smartphones/

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Mozillaのシニア・バイスプレジデントが声明を発表

今回の決定は米国オーランドで開かれているデベロッパーイベントの「Mozlando」で発表され、現時点では接続デバイス部門のシニア・バイスプレジデントAri Jaaksi氏の名前で全文が公開されています。

「当社はFirefox OSがウェブプラットフォームにもたらしたメリットに誇りを持っており、接続デバイスを通じたユーザー体験の発展に努めていく所存です。ユーザー体験を第一に考え、エコシステムの成長を可能にするようなツールを開発することに注力し、あらゆるものを真のオープンソースプロジェクトとして構築していきます。

Firefox OSはウェブの柔軟性を証明いたしました。ローエンドのスマートフォンからHDテレビまであらゆるスケールにおいてです。ですが当社はベストなユーザー体験を提供する事ができませんでした。それゆえキャリアチャネルを通じたFirefox OSスマートフォンの提供を停止することを決定いたしました。

当社は今後も多くのものを共有し、接続デバイスで新たなユーザー体験を提供していく予定です」

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PC、モバイルともに伸び悩むMozilla 今後の巻き返しなるか

Firefox OSは2013年に公開され、低コストのデバイスで途上国の人や、新しいもの好きでない人をターゲットとしていました。

AndroidやiOSとの差別化を図るため、MozillaはFirefox OSをウェブ第一のプラットフォームとして開発してきました。しかし売り上げは振るわず、デバイス自体もあまり注目を浴びる事はありませんでした。安価なデバイスというのもありふれており、シェアを奪うには至りませんでした。ビジネスとして、失敗したのです。

現在はMozillaの主なフィールドであったデスクトップPCの市場が縮小傾向にあり、モバイルOSでもAndroidやiOSに敗北したことになります。今後のMozillaの経営方針が問われることになりそうです。

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