Googleが成層圏を経由する5Gインターネット技術を開発中

solara50

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成層圏からインターネットをお届けする「Skybender計画」

イギリスの大手一般新聞『ガーディアン』紙によると、Googleが「太陽光発電ドローンを使って5Gインターネットサービスを届ける」ことを目的とした「Skybender計画」というプロジェクトを立ち上げました。カリフォルニア州のマウンテンビューという街では、Virgin Galactic社が世界初の商業用宇宙港「スペースポート・アメリカ」内に所有している端末との間でミリ波ベースのインターネット技術の実験を開始していると言います。このミリ波はLTEの40倍の情報伝達速度を実現すると考えられており、5G通信を支える技術であると期待されています。アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2012年から陸軍基地を使ってミリ波通信の実験を行っています。

がら空きの周波数帯を使うミリ波通信 問題点は電波の届く距離

ワシントン大学のJacques Rudell教授によると「ミリ波が持つ大きな利点は、すでに飽和状態にあるこれまでの周波数帯ではなく、新しい周波数帯を使うということ」だそうです。逆にミリ波の欠点は、送信できる範囲がとても短く、従来の携帯電話の範囲の足元にも及ばないという点です。GoogleのSkybender計画は、この欠点を空中からミリ波を送ることで解決しようとするペロジェクトなのです。

現在Skybender計画では「optionally piloted aircraft (OPA)」という、手動操縦と自動操縦とを切り替えられる飛行機(機体名「Centaur」)と、Solara 50という太陽光発電ドローンを試験的に使用しています。Solara 50は昨年墜落事故を起こして原因解明が進められていましたが、この度、連邦通信委員会(FCC)から実験継続の許可を得て7月から実験を再開します。

Via: Google plans to beam 5G internet from solar drones

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