サンゴを荒らすオニヒトデ実は酢をかけるだけで死ぬことを発見

誰でも出来るオニヒトデの退治法を模索していた研究者は、このたび、家庭用の酢がオニヒトデに効くことを発見しました。

Scientists up their kill-death ratio by using vinegar against Crown of Thorns starfish

http://www.geek.com/science/scientists-up-their-kill-death-ratio-by-using-vinegar-against-crown-of-thorns-starfish-1634903/

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以前、グレートバリアリーフに食害をもたらすオニヒトデの記事を掲載しました。解決策として、科学者たちはサンゴ礁を守るため、キラーロボットを作成しました。ロボットには牛の胆汁の詰まったシリンジが搭載されています。オニヒトデにとって致死的な液体です。しかし胆汁は高価なうえに使用には多くの許可が必要です。決して効率的な手段ではありません。それゆえ、科学者たちはよりシンプルな解決法を模索しました。ジェームズ・クック大学の研究者は、酢を使うことでオニヒトデを100%駆除できることを発見しました。研究室内でオニヒトデに酢20mLを投与した結果、48時間以内に死亡しました。これを受け、胆汁の代わりに酢での検証を開始しました。

「昨年は350,000体のオニヒトデを駆除しました。」JCUレポートの筆頭著者Lisa Bostrom-Einarsson氏は、イギリスの新聞社「The Guardian」紙の取材に対してこう答えました。「この方法で全て駆除するのには気の遠くなるような努力が必要なのは承知していますが、それでも、続けることによって個々のサンゴ礁は救われるのです。」

オニヒトデは、グレートバリアリーフの礎であるサンゴ礁を食べてしまいます。1匹のオニヒトデが1年間に食べるサンゴ礁の量は、実に13平方メートルにもなります。ほどほどであれば大して害はないのですが、科学者らが言うには、たびたびオニヒトデの大量発生が起こっているとのことです。オニヒトデの大量発生は、サイクロンに次いで2番目に大きな破壊力を持つと言います。
Bostrom-Einarsson氏曰く、400万~1,200万匹のオニヒトデがグレートバリアリーフには存在するとのことです。それに加え、1匹のメスは毎年6,500万の卵を産みます。それがどれだけ深刻な状況か、おわかりでしょう。

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