HDDとSSDの価格の差がかつてない勢いで縮まっている理由

かつて SSD は高価なものでした。それが今では、128GB や 256GB SSD が手の届く値段で売られています。SSD の価格が HDD に近づいているのです。

SSD pricing closing in on HDD faster than ever

http://www.geek.com/news/ssd-pricing-closing-in-on-hdd-faster-than-ever-1640941/

toshiba_hdd_ssd-590x330

スポンサーリンク

止まらない低価格化

HDD であれば、1 TB のものが50ドルで買えます。それが SSD になると300ドル近くになります。SSD 関連情報サイト DRAMeXchange によると、SSD の 1GB あたりの価格は 0.39ドル。対して HDD は 0.06ドル/1GBとのことです。昨年はそれぞれ 0.55ドルと 0.07ドルでした。HDD の方の価格低下は2013年から始まっていましたが、来年以降は 0.06ドルで安定するだろうとしています。一方、SSD の価格下落はまだ続きます。来年には 0.31ドル/1GB になり、2017年には 0.14ドル/1GB にまで下がるだろうと予想しており、その後は安定するとしています。

低価格化の理由と今後

なぜ SSD の価格がこれほど急速に低下しているのでしょうか?一つには、使用人口が増えたというのがあります。安価なスティックPCから、ハイパフォーマンスなネットワーク付属ストレージまで、SSD はいろいろな場所で見かけるようになりました。昨年は出荷されたラップトップのうち、実に21%で SSD が採用されています。そして2017年までには、この数値は倍増するでしょう。

他に考えられる理由としては、SSD はHDD よりも製造が容易であるというのが挙げられます。また、SSD の方が必要なコンポーネントも少なくて済みますので、この点もメーカーにとっては有利な点です。

また、2011年に業界の再編成が世界規模で進み、日米の3社で全世界の HDD シェアのほぼ100%を占めているという点も特筆すべきでしょう(2012年現在、米国「Seagate Technology」が 44.5%、米国「Western Digital」が41.8%、日本「東芝」が13.7%)。SSD 市場はすでに飽和状態になっています。この熾烈な競争が続く限り、低価格化の波が引くことはないでしょう。

関連

ポータブルHDDのおすすめと注意すべきポイント

スポンサーリンク