安全なホバーボードは存在するのか?

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安全性の確保できないホバーボード

使用中に発火したり爆発したりといった事故が多数報告され、安全性に強い疑問がもたれるようになったホバーボード。

現在アメリカの大学の中には、安全試験をクリアした機種のみキャンパス内で使用して良いと定めているところもあります。

一方でアメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)はホバーボードを製造・輸入・販売する企業に対して、日本のJIS規格のような立場にあるUL社の認定に適合した製品のみを扱うように要請しました。

このUL社の認定こそが大学の求める安全試験なのですが、2016年2月現在、試験をクリアしたホバーボードは一つもありません

本体の温度が高くなりすぎるのが致命的

UL社によると、これまで試験してきたホバーボードの大半は機体温度試験で脱落しているそうです。

これは通常想定される使用条件下で本体がどれくらい熱くなるのかを測る試験で、発火や爆発の事故が多いことと一致しています。

CPSCの報告では、2015年12月1日~2016年2月17日のわずか2か月半で52件の発火事故が報告されており、被害額は合計200万ドルにもなります。

現状では「欠陥品」でしかないホバーボード

CPSCはUL社の試験をクリアした製品であれば問題はないと考えています(UL社はそのための存在です)。

そのため試験をクリアできていない製品(今のところ全てのホバーボード)は「欠陥品」として扱われるので、輸入される製品は水際で回収され、すでに販売された分に関してはリコールの対象になります。

ホバーボードの大手企業「Swagway」も、しばらくホバーボードの仕様を控えるよう呼びかけています。

今後すぐにでも「安全な」ホバーボードが出てくる可能性はある

とはいえ、今後すぐにでも認定試験をクリアする機種が出てくる可能性は十分にあります。

ホバーボードに限らず、UL社が一つの製品を試験するには二週間かかるのですが、ホバーボード用の評価基準が作られたのはつい先日の2月2日のことなのです。

ですので、試験を受ける順番待ちをしている機種がまだまだ沢山あります。

すでに機体温度試験をクリアした機種もあるそうですので、3月頭にでも初のUL社認定ホバーボードが誕生するかもしれません。

Via: Engadget

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