検閲のあったことを示すHTTPステータスコード「451」が正式に認可

今回新たに認可されたHTTPステータスコード「451」は政府などによる検閲でコンテンツが非表示になっていることを示すものです。「検閲?あの国ではあるまいし?」とはもう言ってられない時代なのです。

Web status code tells you when sites are censored

http://www.engadget.com/2015/12/20/web-status-code-for-censorship/

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「検閲により非表示」を示すコードが成立

わずかの例外を除き、HTTPステータスコードはエラーを表示するものになっています。「404ページは存在しないコンテンツにアクセスしようとしたことを示す」が一番有名でしょうか。しかし今では、意図的にコンテンツが隠されている場合を示すためのステータスコードが存在するのです。

新しく作られたステータスコード「451」は、サイトのホストやネットワークのプロバイダーを通して、検閲やそれに近い「合法的な障害」がコンテンツを非表示にしていることをユーザーに警告するエラーコードです。

この数字はアメリカのSF小説家レイ・ブラッドベリの著作『華氏451度』から取られていて、これは検閲が常態化したディストピアを舞台としています。一般的なエラーである403 forbiddenと表示されるよりもわかりやすいですし、欲しい情報を手に入れるまで面倒な手順を踏まねばならないことがすぐにわかります。

日本国内のサイトにも451は表示されうる?

この仕組みが実際に上手く機能するかというのはまた別の話です。理論上は検閲を行うような抑圧的な国家は、この451エラー自体も検閲するようになるので、大いに手間が増えることになるでしょう。そして検閲の少ない国家においても、珍しいからこそ検閲の対象であるという事実が重要になってくるのではないでしょうか。

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