2015年のインド国内のスマートフォン製造台数が1億台を突破

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多国籍企業の国内展開を積極的に誘致するインド

2015年のインド国内のスマートフォンの生産台数が1億台を突破したことが発表されました。これはSamsungなどの有力スマートフォンメーカーが製品の現地生産を進めていることも追い風になっています。現在インド国内で販売されるSamsung製のスマートフォンは全てインドで組み立てられており、インド政府の進める「Make in India」イニシアチブにより多国籍企業がインドで店舗を展開しやすくなっている現状を反映しています。

通信・情報技術大臣がコメントを発表 日本企業にも期待が集まる

この件に関し、インド通信・情報技術大臣Ravi Shankar Prasad氏はこのようなメッセージを出しています。

「昨年の12月にインド国内での電子機器製造への投資額が1兆1,400億ルピー(約2兆400億円)を突破いたしました。本日はこの事実を皆様にご報告でき、大変幸福に思っております。これまで、携帯電話工場を新たに15か所に誘致しております。2014年前半時点での携帯電話製造数は6,800万台でありましたが、現在では1億台を突破しております

インドのトップ企業に加え、パナソニック、三菱、日本電産、Samsung、Bosch、Jabil、Flextronics、Continentalといった世界の名だたる企業がここインドに集結しております。

インド政府は国内でのスマートフォン製造台数を伸ばすことに誠実に取り組んでおります。新たな投資は新たな雇用を30,000も生み出しており、州政府は大変な関心をもって投資の呼び込みを計っています」

進む国内市場の構築

組み立てられている各パーツこそいまだ海外からの輸入によって賄われていますが、組み立てとパッケージングを国内で行うことでより早くユーザーの手元に届けることが可能になっています。また、組み立てラインを確立することは現地でスマートフォンの収益構造を構築する第一歩でもあり、ゆくゆくは製造から組み立て・パッケージングまでを行える工場の建設にもつながります。

昨年1年間で初めてインターネットにアクセスできる環境を手に入れたインド国民は1億人以上であり、国内のインターネット総人口は4億人となりましたじきに5億人を突破するのは確実であり、大いに成長の余地のあることを物語っています。

魅力的なインド市場

インドは2050年には人口16億人、GDPは世界2位に躍り出ると言われています。また、今後成長の見込まれるアフリカ大陸への地理的近さも魅力となっており、すでに自動車産業ではインドで生産した製品をアフリカ諸国へ輸出するという動きも始まっています。上のPrasad大臣の言葉でこそ日本企業はトップに来ていますが、実際はインド進出に足踏みする企業も多く、全体としてアメリカや中国、シンガポールの企業に後れを取っています。これからのインド市場は急成長に伴う戦国時代を迎えますが、リスクを取ってこそ成功を収めることができます。日本企業にも積極的にこの魅力的なフロンティア開拓を行ってもらいたいものです。

Via: Androidcentral

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