インクが水に落ちるときの現象を撮影した写真家

密度の異なる液体同士が接触したときに起こる特殊な現象「レイリー・テイラー不安定性」。幻想的な動きを見せるこの現象ですが、自宅でこの現象を撮影する写真家が存在します。

There’s Some Complex Physics In These Photos of Ink Falling Through Water

http://gizmodo.com/theres-some-complex-physics-in-these-photos-of-ink-fall-1749529870

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なぜこのような形になるのか

異なる密度の2つの液体が重力下で接触したときに起こる現象、これを「レイリー・テイラー不安定性」と言います。たとえば油と水の2層に分かれている液体は普通、水が下で油が上に分離しますが、特定の条件下では逆に水が上、油が下になります。もちろんこれは不安定な状態ですので、ちょっとかき混ぜるだけで崩れ、場所が入れ替わります。このように、重力によって密度の高い(重い)液体がより密度の低い液体を押すことで生じる現象のことを言うのです。

二度とは現れない不安定性を写真に収めるプロフェッショナル

自然界では超新星爆発時に発生することが知られており、研究も行われています。これらの写真を撮影した、サイエンス・フォトグラファーであるLinden Gledhill氏によると、この不安定性は家の中でも撮影できると言います。必要な道具は水、インク、そしてカメラです。

「Mark Stockという、液体を液体に落とした時の不安定性に関して優れたシミュレーションを行っている人がいるのですが、その人のコンピューターモデリングに衝撃を受けたんです」とGledhill氏は語ります。彼女は自室に水を入れるタンクを作り、撮影用の窓を付けました。「今はタンク内の水にインクを垂らした時の不安定性に夢中なんです」

同じ瞬間は二度と見られない美しさ

インクを水に垂らすとねじれて形がゆがみます。インクはすぐに水に溶けて見えなくなってしまいますが、その一瞬の美しさは思わず息を飲むほどです。

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