IntelがヘッドフォンジャックをUSB-Cに統合することを提唱:ユーザーは反対一色

nexus-6p-usb-c-ed

スポンサーリンク

モバイルデバイスでヘッドフォンジャック廃止の流れ

iPhone 7をはじめとして、これまでのヘッドフォンジャックを廃止してライトニング端子などの薄いポートを採用するというのが最近のガジェットのトレンドと言えます。

これ自体は個人によって好き嫌いが分かれるところでしょうが、今後しばらくの間はこの傾向が続くと思われます。

その流れを示す例として、アメリカの半導体素子メーカーにして「インテル、入ってる」でおなじみのIntel社は、モバイルデバイスから3.5ミリメートルヘッドフォンジャックを廃止してUSB-Cポートに統合していくことを提唱しています

これはヘッドフォンジャックのような、旧式で使用用途の限定されるポート(基本原理は19世紀の電話交換機から変わっていません)を廃止するというだけではなく、ライトニング端子と同様にデジタル音源を使って音質を向上させ、多彩な音色を使い分けることも目的としたものです。

将来的に低価格化が進んで普及するとIntelは予想

IntelもUSB-Cへの統合は時間がかかるとしていますが、技術の進歩によって統合への課題は解決されていくだろうとしています。

アナログオーディオは各種アダプターを噛ませることで幅広いスペックのデバイスに対応できますので、今すぐにデジタルポートに切り替える必要はありません。

また初めのうちは、特にローエンドデバイスでデジタルポート製品の値段は割高でしょうが、技術開発と市場の拡大によって価格は低下すると予想しています。

Intelの提唱したUSB-Cポートへの統合案に、各企業が賛同するのにどれくらいの時間がかかるかはいまのところ未知数です。

テクノロジー業界というのはアナログ技術を手放すのを渋る業界ですので(デジタルディスプレイが支配的になって久しい現在でも、VGA端子(下の画像)を搭載したPCが発売されるくらいです)、永久にヘッドフォンジャックを手放さないメーカーも出てくるかもしれません。

ですが統合を進めるのに有利な点として、冒頭にも述べたような、望むと望まざるとにかかわらないデバイスの薄型化の波があります。

超薄型ラップトップや、余剰スペースを全てバッテリーに回したスマートフォンなどが発売されているのがその好例です。

2410652180_fea12d4542_z

ユーザーは大反対

と、ここまでIntel側の主張に立った文章を書いてきましたが、コメント欄にあったユーザーの声をいくつかご紹介します。

「ヘッドフォンジャックを廃止するなんて、バカな考えですね」

「5年位前にHTCが似たようなことをしようとして失敗したんだけど、覚えてないのかな?」

「3.5ミリヘッドフォンを廃止して喜ぶのはメーカーだけ」

「スマホやタブレット以外では3.5ミリヘッドフォンが使われ続けるだろうし、わざわざスマホのためだけに新しいヘッドフォンを買うとかないわ」

「充電しながら音楽聞くときは結局ポートが二つ必要じゃん?それなら今までと何も変わらんし」

「どうでもいい」

など、ほぼ反対一色でした。

メーカーとユーザーの間で意識の違いが大きいようですが、ヘッドフォンジャックがこのまま消えていくのかは今後数年の動きにかかっています。

大した不満の声が上がらなければ消えていくでしょうし、3.5ミリヘッドフォンの復活を歌う大合唱がメーカーに届けば再び登場するかもしれません。

いずれにせよ、携帯デバイスのポートが大きな転換期を迎えていることは事実と言えるでしょう。

Via: Engadget

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク