次期OSで写真アプリの性能向上に向け開発中
アップルは現在、次期OSであるiOS 10とOS X 10.12の開発を行っています。
その一環として写真アプリの性能向上にも取り組んでおり、以前に提供していたiPhoto 2.0.1 for iOS、iPhoto 9.6.1 for Macの水準にまで引き上げるようとしていると伝えられています。
詳細な機能などは不明
どのような機能が追加されるかについての詳細は明らかにされていませんが、以前のiPhoto 2.0.1にはEXIF情報を編集する「情報編集」、写真の一部分を指でなぞって明るさやパラメータを調整する「ブラシ補正」、お気に入りとは別個の機能の「フラグ機能」が実装されていました。iOS 10でも似たような機能が実装されるのではないかと見られています。
一方、OS X 10.12でも写真アプリの性能はiPhoto 9.6.1 for Macの水準にまで引き上げられるとのことですが、上級者・プロ向けとして開発されたApertureほどの機能にはならないそうです。
これまでiOS 10やOS X 10.12の情報はほとんどありませんでしたが、最近になって、どうやらOS X 10.12はSiriに対応するようになるという噂が流れてきました。
Mac上でのSiriというのはユーザーからの要望も高い機能で、これが実装されればシステム設定の調整、クエリーへの迅速な対応、アプリの起動といったことができるようになります。
次期OSの一般リリースは秋になる見通しですが、例年6月に開かれるWWDC 2016にて、そのプレビューが行われるとの期待が集まっています。
Via: MacRumors