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デベロッパー向けiOS 10βが公開:製品版は秋の予定
アップルがiPhone、iPad、iPod Touch用最新OS「iOS 10」を発表しました。
昨日よりデベロッパー向けにβ版が公開され、一般向けβ版は7月に、製品版は秋に公開になります。
iOS 10には様々なアップデートが実装されていますが、WWDC 2016のキーノート上でアップルが言及しなかった機能も数多くあります。
Clockアプリの目覚まし機能、メッセージの開封確認通知機能、Musicアプリのストレージ最適化、そして以下に記載する数多くの機能です。
プレインストールされている使わないアプリの削除
iOS 10では、プレインストールされているアプリのうち、本体の機動など基本的な機能を損なわない範囲で削除することができるようになりました。
削除はホームスクリーンから実行でき、削除できるアプリは以下のものです。
- Calendar
- Compass
- Contacts
- FaceTime
- Find My Friends
- Home
- iBooks
- iCloudDrive
- iTunes Store
- Maps
- Music
- News
- Notes
- Podcasts
- Reminders
- Stocks
- Tips
- Videos
- Voice Memos
- Watch app
- Weather
これらのアプリはスタンドアローンのアプリとしてApp Storeに置いてありますので、使いたくなっても大丈夫です。
また、iOSのアップデートと無関係に個別にアップデートすることも出来るようになっています。
iPhoneとペアリングしたApple Watchがあれば、Apple Watch側も同時に削除されます。
Clockアプリの目覚まし機能
Clockアプリに新しく寝室タブが追加されました。
寝室タブでは目覚まし機能が選択でき、毎日同じ時刻に寝て、起きるのをサポートしてくれます。
機能をONにすると、繰り返しアラームで就寝時刻を知らせ、睡眠時間を追跡してその解析データを参照することができます。
メッセージの開封確認通知機能
相手に送信したメッセージが開封されたときに、既読になったことを通知してくれる機能です。
メッセージをやり取りする相手ごと、あるいはメッセージツリーごとに設定することができ、使いたくない時は機能をOFFにすればOKです。
Musicアプリのストレージ最適化
新しいキーボード操作音
New iOS keyboard sound is weeeirdhttps://t.co/c4HxZDZfuQ
— Owen Williams ⚡️ (@ow) June 13, 2016
その他の機能
- 新しい壁紙
- Game Centerが削除
- Apple Mapに「Avoid Tolls(有料道路を避ける)」が追加
- Control Centerが3D Touchをサポート
- 設定に3D Touch機能を使った本体データへのショートカットが追加
- ステータスバーの「戻る」アイコンが変更
iOS 10にアップデートできる機種
iPhone
- iPhone 5
- iPhone 5c
- iPhone 5s
- iPhone 6/6 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE
iPad
- 第4世代iPad
- iPad Air
- iPad Air 2
- 12.9インチ・9.7インチiPad Pro
iPad mini
- iPad mini 2
- iPad mini 3
- iPad mini 4
iPod touch
- 第6世代iPod touch
iPhone 4sは対象外
残念ながら、2011年に発売されたiPhone 4sはiOS 10対応の対象外になってしまいました。
4インチのiPhone SEや、今年の秋にはiPhone 7も発売されることですし、これを機に買い替えるというのも一興ではないでしょうか。
Via: MacRumors