iOS 9.3から見るアップルのiOSリリース戦略の変更点

iOS 9.3ではいろいろな機能が実装されましたが、これは今までならiOS xの数字が1つ大きくなった時に行われたものです。今までの戦略に変化があったのか、それともただのイレギュラーなのか、iOS 10のアップデートを見てそれも明らかとなるでしょう。

iOS 9.3 may hint at Apple’s plans to shake up its iOS release strategy

http://bgr.com/2016/01/17/ios-9-3-update-strategy/

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アップルのリリース戦略の変化を示す証拠

先週iOS 9.3β版が公開されました。ナイトシフトなど5つの新機能が実装され、今回のアップデートは今まで以上に面白いものだと言えます。

「面白い」と言ったのは、アップルのこれまでの基本戦略に何かしら変化が起こり、それが9.3で新機能が多数実装されたことに現れているのではないかと見ることが出来るからです。これまでは新しい「目玉機能」は12か月ごとに行われるメジャーアップデートで実装されるのがパターンでした。それが今回は9.3というマイナーアップデートで行われたのです。さらに、これまでのマイナーアップデートでは見られなかった、iOS 9.3の新機能を開設するための全く新しいウェブページが用意されていたこともこの見方を裏付けていると言えるでしょう。

新機能の実装に12か月を待たなくても済むように

Mac関連情報を扱うサイト「Macworld」は、iOS 9.3に新機能が追加されたのはアップルの明確な目的があってのことであり、iOSシリーズのリリース戦略に変化があったものだという社説を乗せています。iPhoneはすでに成熟した製品であり、これまでのように毎年のアップデートで目玉となる新機能を導入する必要はないのだというのがMacworldの見解です。

これはiOSに新機能が導入されるのに12カ月待たなくても良くなるということです。1年中いつでもアップグレードできるようになるので、ユーザーの満足度が高くなるという他にも最新バージョンにアップデートするユーザーが増えるという利点もあります。

実際に戦略の変化があったかは2016年の動きで判断

今回のようにマイナーアップデートで新機能が導入されるのがこれからのスタンダードになるのか、それとも今回限りのイレギュラーなのか、それはわかりません。今年のiOS 10で新機能が導入されるか、その後のマイナーアップデートではどうか。2016年はそれを見極める年になりそうです。

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