いま世界で一番売れている電子機器はと聞かれたら、その候補としてまずiPhoneが挙げられるでしょう。そしてiPhoneは1台当たりの値段が高いこともあり、他の製品が売り上げ目標を達成できなくてもそれをカバーしてしまえるほどの売り上げが見込めます。iPhoneは確かに値の張る買い物ですが、販売価格は国によって違う数字が設定されており、日本の86,800円よりも高い国も安い国もあります。
世界には日本よりiPhoneが高い国がある
iPhoneは確かに値の張る買い物ですが、販売価格は国によって違う数字が設定されており、日本の86,800円よりも高い国も安い国もあります。各国のオンラインアップルストアを参考にして、CNNMoneyが国ごとのiPhone 6sの値段をアメリカドルに換算したランキングを作製しました。一番安いのがカナダの636.18ドル(77,000円)、一番高いのがチェコの1029.41ドル(123,600円)となっており、1.5倍ほどの差になっています。
安い国トップ5
安い方から見ていきましょう。順位が高いほど安価な順に並んでいます。
- カナダ 636.18ドル(77,000円)
- アメリカ 649.00ドル(77,900円)
- アラブ首長国連邦 707.64ドル(85,000円)
- 香港 717.52ドル(86,100円)
- 日本 723.33ドル(86,800円)
高い国トップ5
今度は逆に高い方を。さっきとは逆で順位が高いほど高価です。
- チェコ 1029.41ドル(123,600円)
- ブラジル 973.61ドル(116,800円)
- スウェーデン 873.63ドル(10,800円)
- ハンガリー 858.02ドル(103,000円)
- トルコ 847.84ドル(101,700円)
ユーロ圏内では国ごとに違いあり アジア圏は安めの傾向
フランスやドイツなどのヨーロッパの多くの国では統一通貨ユーロを使用していますが、それでも国によって値段が変わります。これはそれぞれの国で関税率が異なるため、その差額が販売額に反映されるためです。
こうして見てみると、日本は世界でもかなり安くiPhoneを買える国だったようです。日本の次にはロシアや台湾が続いており、アジア圏では安めになる傾向があるようです。
(source:CNNMoney)
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