iOS内に「LiFiワイヤレスデータ通信」を行うためのコードが書かれていた 将来的にiPhoneに実装か

iOSのライブラリキャッシュファイルには他のハードウェアやソフトウェアに対応するためのコードが書かれていますが、iOS 9.1以来、「LiFi」に対応するためのコードが書かれていることが明らかになりました。下の画像の範囲選択された部分に「LiFiCapability」の文字が読めます。

iOS code shows Apple experimenting with ultra fast, light-based Li-Fi wireless data for future iPhones

http://appleinsider.com/articles/16/01/18/ios-code-shows-apple-experimenting-with-ultra-fast-light-based-li-fi-wireless-data-for-future-iphones

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次世代データ通信技術「LiFi」とは

LiFi(ライファイ)は今までの赤外線リモコンと似た方法で情報を伝達します。データはLED光源を素早く変調させることで送信され、光センサーで受け取られてから電子シグナルに変換されます。

赤外線を使うテレビのリモコンと違ってLiFiは可視光を使いますが、変調の幅はごくわずかなものですので人間の目には見えません。LED光源を使うということは、家の中の廊下を照らすLED光源が同じタイプであれば全ての光源がデータアクセスポイントとしての機能を持つことになります。情報の伝達速度も非常に早く、理論上は最大毎秒224ギガバイト(224Gbps)まで出せます。

LiFiの利点

またWiFiなどと比べて、LED光源を使うことで得られる多くの利点があります。たとえば、

・インフラ整備が安価に行える

・利用可能な周波数帯が広い

・冷却がほぼ不要なのでエネルギー効率が良い

・電子機器への影響が少ないので航空機や病院などでも利用可能

・壁を透過しないので安全性が向上する

LiFiはまだテスト段階の技術ですが、多くの企業がこの技術を商業化しようと取り組んでいます。少なくとも1社、インドに拠点を置くVelmenni社はすでに現実世界で試験を開始しています。

2013年にはアップルは既に関連特許を取得していた

iOSにコードが書かれていたことに加え、アップルは光ベースのワイヤレスデータ伝達技術(光学ワイヤレス通信)の実現に取り組んでいることが知られています。

2013年にアップルが提出・取得した特許には「イメージセンサーを用いた光学的変調」の方法が記載されています。この技術を用いることで、他のデバイス(アダプターなど)を使わないでもセンサーが「イメージキャプチャーモード」と「データキャプチャーモード」とを切り替えることが出来るようになります。

アップルはこのシステムを屋内で使えるようにしたいとしていますが、もっと高い帯域で実用化する場合でも基本原理は同じです。いずれは身の回りの多くのマシンがLiFiで情報通信するようになるかもしれません。

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