世界初の光回路プロセッサが開発される!処理速度は10~50倍!

MITなどの研究者のグループが世界初の本格的な光回路プロセッサを開発しました。850個の入出力光学素子を使うことで、従来の10~50倍の処理速度を実現しました。

Researchers show off a working light-based processor

http://www.engadget.com/2015/12/23/researchers-show-working-light-based-processor/

photonic-processor-university-of-colorado

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桁違いの演算速度を誇る光回路プロセッサ

2015年は科学の分野で大きなブレイクスルーのあった年でした。しかしコロラド大学、カリフォルニア大学バークレー校、そしてMITの研究者からなるグループは、年末にも大発見を発表してくれました。彼らはデータを送信するのに電子ではなく光を使う本格的なプロセッサを、世界で初めて開発しました。全てを光で行うというわけではないのですが、入出力光学素子を850個使うことで、これまでの電子チップが非常に遅く見えるほどの処理能力を実現しています。演算速度は1平方mmあたり300Gbps、これまでのプロセッサの約10~50倍です。カギは既存の電子プロセッサを応用して、光学経路を組み込む方法を考案する事でした。演算回路や記憶装置(既存の電子回路)の間を光伝送でつなぐという仕組みです。

様々な業界が注目

大きさは3mm x 6mm。CPUの演算能力を飛躍的に向上させるための有力な手段として、大規模データを扱うネットワーク機器の開発などの幅広い業界から注目されています。そして今後の研究で性能が向上する余地は大いにあるとのことですので、この技術の前には大きな可能性が拡がていると言えそうです。

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