FacebookがiPhone 6s/6s Plusで実装されたライブフォト機能のサポートを、一部のユーザーに解禁しました。今後は全てのユーザーに開放していく予定です。
Facebook begins testing Live Photo sharing and viewing on iOS
http://9to5mac.com/2015/12/21/facebook-live-photos-iphone-6s/
Facebookがライブフォト機能を一部のユーザーに開放
iPhone 6s/6s Plusに2015年の9月に導入されたライブフォト機能は、写真を撮った瞬間の前後の動画や音声を一緒に保存できる機能です。Appleがライブフォト機能を導入したとき、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長であるPhilip Schiller氏は「Facebookが2015年の終わりまでにこの新しい写真プラットフォームをサポートすべく全力を注いでいる」と発言しました。
これはFacebook側としても共通見解であり、実際、少数のユーザーを対象に、Facebook上でライブフォトをシェアできるようにしました。来年には全てのユーザーがシェアできるようになるとのことです。
ライブフォトを撮るにはiPhone 6s/6s Plusのどちらかが必要ですが、最新バージョンのiOS 9を積んだiPhoneやiPadならライブフォトを閲覧できます。ライブフォトを再生することで、映っているのがどういうシーンなのかがわかりやすくなり、静止画では捉えきれなかった瞬間を撮影することができるようになります。
Tumblrに続いて大手ソーシャルネットワークでは二番目
12月初め、Tumblrが大手ソーシャルネットワークとして初めてライブフォトをサポートしました。ユーザー規模としてはFacebookの方が大きいでしょうが、先ほども触れたように一気に全てのユーザーがこの機能を使えるようになるわけではありません。
写真の隅に円形のアイコンが表示されていれば、それはライブフォトであることを示していますので、全てのユーザーに開放されたらライブフォトがないか探してみるのもいいかもしれません。
Twitterなどの他のネットワークはこれに続くか
iPhoneやiPad以外のプラットフォーム、たとえばウェブ上での再生はいまのところサポートされていません。MacのPhotosアプリからは再生できますが、Messegaeなど他のアプリではできません。
また、TwitterやInstagram(Facebookの所有です)はまだライブフォトをサポートしていません。今後どの程度までサポートは広がるのでしょうか。