火星には生命の存在に必要な大量の水が存在する

火星の水について天文学者に質問するのがあと1カ月早かったなら、液体の水が存在した証拠はあるが、太古の昔に消えてしまったと教えられてことでしょう。そう、先月までは。

New data suggests Mars had lakes that could have supported life

http://www.engadget.com/2015/10/12/mars-lakes/

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初めは「液体の水がまだ火星には存在している」というビッグニュースでした。そして火星探査機「キュリオスティ」からのデータによって、当初考えられていたよりも大量の水が存在する可能性が示されたのです。それこそ、生命が誕生するかもしれないまでに

キュリオスティはゲール・クレーターの周囲の沈積岩を調査していました。このクレーターの底までの深さや、そこの砂の細かさから、大量の水が湖の様な形で存在していた可能性が浮上しました。つまり、水が液体の状態を保てるような環境が、かつては長時間存在していた可能性を支持する発見なのです。もちろん、液体の水が存在するのは、あくまで生命誕生の前提条件でしかありません。

キュリオスティの調査では、火星生命体の存在は観測できませんが、「生命のスープ」と呼ばれる、水や有機物などの微生物が生育できる環境の重要な要素、液体の水が示されたことになります。火星表面に水が存在していたとする理論や証拠は昔からありましたが、それらはすでに蒸発してしまっているか、ゆっくりと地下から染み出しているに過ぎない、あるいは塩分濃度が濃すぎて生命は生きられないとするものでした。
今回の発見を支持する研究チームはこう語っています。「水が存在していたという証拠は数多くあるのです。ということは、地球外生命体が誕生していただけでなく、今もどこかで生きている可能性があるのです。これは非常に興味深い発見ですよ。」

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