無からお金を生み出す信用創造とは何か

(Wikipediaより)

100万→90万→81万→72.9万→65.6万→59.05万・・・15.01万→10.94万→9.85万→8.86万→7.98万・・・・

これをすべて足し合わせると、この過程で生み出されたお金の総額は1千万円まで到達します。(数学的には初項100万、公比0.9の無限等比級数の和を考えればわかります)

つまり、預金準備率10%なら金融機関は100万円のお金をもとに1000万円を貸して、その利子を得ていることになります。

しかしまだ驚いてはいけません、現在の日本の預金準備率は10%どころじゃありません。

日本銀行の公表データでは金融機関の規模にもよりますが定期預金の預金準備率は

  • 2兆5,000億円~ = 1.2%
  • 1兆2,000億円~2兆5,000億円 = 0.9%
  • 5,000億円越~1兆2,000億円= 0.05%
  • 500億円超~5,000億円= 0.05%

財閥系銀行の預金総額は数10兆~100兆円規模なので、準備率を1.2%とすると100万円のうち1.2万円を日銀に預けて98.8万円を貸し出すことができるという意味なので、先ほどの計算をすれば

100万→98.8万→97.61万→96.44万→・・・・・・・

となりその合計は8333万円に到達します。

つまり銀行は100万円をもとにして8333万円を貸してその利子を得ていることになります。

これで先ほど言った言葉の意味が分かったはずです。

つまりこの場合のお金の実体は元の100万円ではなく8333万円の借金にあるのです。誰かが借金をしていることによってお金が創造されているわけです。現に、造幣局は毎日大量のお金を刷っていますが政府が作るお金は流通しているお金の5%以下にすぎません95%以上のお金は誰かのローンによって作られているのです

誰もが潜在意識では、銀行がお金を貸していない事に気付いている。あなたが貯金をおろすときに、銀行はあなたに言わないでしょう。あなたはお金をおろす事は出来ません。なぜならそのお金は誰かに貸してしまっていますから。
―マーク・マンスフィールド (経済学者・作家)

私が残念なのは、一般市民は銀行がお金を創る事が出来るのを知らされていない事である。そして国家のクレジットを管理する彼らが、政府の政策を指揮し、人々の運命を奴隷の様に握っている事です。
―レジナルド・マッケンナ (元英国ミッドランド銀行会長)

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無限に肥大する負債によるマネーシステム

疑問に思った事がありませんか?どうしてそんなに沢山の貸し出しが出来るお金が、銀行にあるのだろうかと?

今あなたは気が付きました。
そこにお金はないのです。

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