無からお金を生み出す信用創造とは何か

銀行はお金を貸してはいないのです。彼らはお金を借金から創っているのです。
そしてその借金は潜在的に無限であり、それがお金の供給源なのです。

そしてひっくり返せばそのまた反対の状況も真実です。私達は周りにある信じられないほどの豊かな資源・技術革新・生産力にもかかわらず、政府・会社・個人ほとんどが銀行に対し、大量の借金を負わされているのです。

さらに驚く事に私達がお金とは負債だと一旦気付いたら、もし借金がなくなったら、お金は存在しない事がわかります。

私達の貨幣システムというのは、そのシステムの中に借金がないとしたら、そこにはお金が存在しないのです。
―マリナー・S・エクルズ アメリカ連邦準備理事会会長

それだけではありません。銀行はただ元金だけを創造します。支払う為の利息は創らないのです。
それなら利息はどこから来るのでしょうか?

借り手が利息を支払う為にお金を得られる唯一の場所は、市場経済の中だけです。
しかしそのすべての貨幣供給は、やはり銀行の信用創造によって創られたものです。
ですから私達は創られた以上のお金を返済しなければならないのです。借り手は全体の資金量が、元金しかない所から、死に物狂いで元金と利息を返済しようとします
明らかに誰もが元金と利息を返済するのは不可能です。なぜなら利息というお金は存在せず、単なるヴァーチャルな数字に過ぎないからです。

ここで大問題なのは、長期ローンや政府の借金で利息の総額が、元金を上回ってしまう事です。

それを防ぐためには、さらなる新しい借金が、以前の借金の利子を払う為に創らなければなりません。しかし、これはもちろん全体の借金を大きくする事
になります。そして結局もっと多くの金利を支払わなければならなくなり、結果的に山の様な借金の渦の中から逃げられない事になります。新しくローンとして創造されたお金が全体的な不足分に追いついている間だけ、システムの破綻を間逃れているにすぎません。

私達の準備預金制度について、ひとつ十分に理解しなければならない事は、子供の椅子取りゲームの様に、音楽が流れている限りは、そこには敗者は生まれない事です。
―アンドリュー・ゴーズ (歴史家)

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持続可能なマネーシステムとは?

マネーシステムと経済成長

年3%の経済成長をしている時、私達は経済が一定のレートで成長していると思っていますがそれは違います。グラフは直線的ではなく徐々に急勾配を上昇する急激なカーブを描きます。

これを実現するには実物経済の永久的な成長が必要で、それには世界の資源とエネルギーを永久に拡大して消費する必要があります。さらに自然資源から取られた原料が毎年毎年永遠にゴミになって行きます。貨幣システムを崩壊から防ぐためにです。

真実を知った今、ようやくこれらについて考え、このとてつもなく大きな問題について解決策を探すことができるようになったのです。

もしそれがシステムそのものの構造的な問題だとしたら、システムを下手にいじくり回しても問題は解決しない、出来ないでしょう。
システムそのものが置き換えられなければなりません。

近代の銀行システムは、何もない所からお金を創造します。その過程はおそらくかって発明されたものの中で、最もビックリ仰天する様な巧妙なものです。銀行は不正の中で妊娠し、罪の中で生まれました。
銀行は地球を所有しています。彼らからそれを取り上げよう。彼らからお金を創造する事をやめさせよう。しかし、彼らはペンをちょっと走らせるだけで、またそれを取り戻す充分なお金を作るでしょう。
この強力な力を彼らからもぎ取ろう。そうすれば鉱山の様な大きな財産は消えるでしょう。彼らは消え去るべきなのです。そうすればより良いより幸せな世界になります。
しかし、もしあなたがこのまま銀行に対し、支払いを続け、奴隷のままでいるなら、銀行家達はお金を創造し続け、クレジットを支配し続けます。
―ジョシア・スタンプ卿 (イングランド銀行総裁(1928~1941)当時イギリスで2番目の財産家)

太陽や重力、地熱、磁気、その他全てのエネルギーは再生可能です。再使用し全てをリサイクルする事によって資源の再生可能な範囲内でのみこの社会は持続可能です。
そんな社会は永遠の経済成長を必要とするマネーシステムを使っていては決して実現しないでしょう。
少なくとも崩壊する事のない安定したお金の供給を必要とするでしょう。この安定したマネーサプライの総容量は、地球による生産量の範囲内であるべきです。

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