映画「オデッセイ」のリドリー・スコット監督が語る火星の魅力とは

10月2日、アメリカでSFアドヴェンチャー映画「オデッセイ(原題: The Martian)」が封切りになりました。宇宙船に置き去りにされ、火星で一人でのサバイバルを強いられる宇宙飛行士役にマット・デイモンを起用しています。

オデッセイは全米の映画ランキングで1位を獲得し、興行収入2億ドル以上と言われる大作です

‘The Martian’ director Ridley Scott explains his Mars fascination

http://bgr.com/2015/10/02/the-martian-director-ridley-scott-explains-his-mars-fascination/

matt-damon-the-martian-trailer

原作はアンディ・ウィアーの「火星の人(2014年日本語訳、原著は2011年)」。火星でのサバイバル術にちゃんとした科学な考証が行われているのが特徴です。

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リドリー・スコット監督にとって火星の魅力とは?

「火星の魅力?それは地球から一番近い惑星だからでしょう。月はノーカウントですよ。たったの5日間で行けるんですから。地球との位置関係にもよりますが、火星は5,000万kmから13,000万km離れた軌道上にあります。あまりにも遠いので、コールドスリープで眠って光の速さで向かわなければいけません。」トロント国際映画祭の会場で、リドリー・スコット監督火星の魅力について、インタビューにこう答えました。

「NASAは火星に巨大な氷河があることを知っています。そして純水の氷河が火星の砂の下には広がっているのです。」と監督は続けます。「と、いうことはですよ。数十億年前は、火星は地球のような環境だったのだろうかと疑問を抱くのは至極自然なことではないでしょうか。」

最近、火星表面に液体の水が流れた跡が発見されました。今までになく、先ほどの問いへの答えに近づけたのではないでしょうか。

火星の世界を再現した方法

リドリー・スコット監督は、どのようにして映画の中の火星の世界を構築したのかについても話してくれました。監督曰く、映画の中の惑星を構築するために多くの資料に当たったそうです。「なんでも見ましたよ。過去30年間に得られた、膨大な資料を読み漁りました。既に完了した計画や、進行中の計画に関する資料も含めてね。」

女優のジェシカ・チャスティンは役作りのために、本物の宇宙飛行士トレイシー・コールドウェルと一緒にトレーニングを受けました。コールドウェル宇宙飛行士はFoxNews.comの取材に対しこう答えています。「彼女とは、私たち宇宙飛行士が毎週、毎日過ごす訓練施設で一緒にトレーニングしました。宇宙ステーションの実物大モデルの中を動き回り、クルーと一緒に生活し、働き、宇宙ステーションを動かすというのはどのような感じなのかといった質問を受けました。」

チャスティンはこのトレーニングを通して、宇宙で頭を洗うとどうなるのか、無重力下での筋トレの大事さといった、宇宙の生活について多くの事を学びました。その成果は、銀幕の中で確かめると致しましょう。

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