NASAがスーパーアースの大気組成を初めて観測 地球からわずか40光年の距離

This artist’s impression shows the super-Earth 55 Cancri e in front of its parent star. Using observations made with the NASA/ESA Hubble Space Telescope and new analytic software scientists were able to analyse the composition of its atmosphere. It was the first time this was possible for a super-Earth. 55 Cancri e is about 40 light-years away and orbits a star slightly smaller, cooler and less bright than our Sun. As the planet is so close to its parent star, one year lasts only 18 hours and temperatures on the surface are thought to reach around 2000 degrees Celsius.

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スーパーアースの大気組成を示すデータが初めて観測される

アメリカ時間の今週火曜日、アメリカ航空宇宙局(NASA)欧州宇宙機関(ESA)ユニババーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)から成る研究チームが、「スーパーアース」外惑星の大気組成を世界で初めて観測したと発表しました。

ハッブル宇宙望遠鏡搭載のWide Field Camera 3(WFC3)によって確認された「かに座55番星e」と呼ばれているこの星は、地球からわずか40光年ほどの距離にあります。スーパーアースというのは、地球と同じく岩石で出来ている星のうち、地球の数倍から10倍程度の質量を持つ星のことを言います。

現在の定説では、このスーパーアースは銀河に最も多くありふれているタイプの惑星であると考えられています。

地球とは違いすぎる環境 生命の存在はほぼなし

「今回、われわれは初めてスーパーアースの大気に含まれる気体がわかるデータを得られました。研究者の末席に連なる者として、興奮を抑えられません」とUCLの博士課程大学院生Angelos Tsiaras氏は語ります。

「かに座55番星eのデータから、この星が大量の水素とヘリウムを保持していることがわかりました」

残念ながらかに座55番星eに生命は存在しないだろうと考えられています。

この星の大気は大部分が水素とヘリウムで占められており、水が存在した形跡が見られていないのです。

加えて、恒星との距離も非常に近く、表面温度は2,000度にも達すると考えられています。

Via: Engadget

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