Wii U生産中止は誤情報と任天堂は説明
ユーザーが思っていたよりも早くWii Uが姿を消すことになるかもしれない、というニュースが報道され、任天堂側が即座に否定するという一幕がありました。
Wii U生産中止の一報を嗅ぎつけて記事にした海外メディアも多数あり、混乱を招いています。
一部には、「任天堂は新型ゲーム機『NXシステム』の開発に注力するためにWii Uを打ち切るのだろう」といった憶測も流れていますが、これは新型ゲーム機を求める声がユーザーの中に根強いことの表れとも見られています。
というのも、Wii UはWiiの正当な後継機として開発されましたが、タッチスクリーンを組み込んだ独特なゲームパッドを採用したり、パフォーマンスが「中途半端に」向上したりした結果、多くのメーカーから敬遠されることになってしまいました。
それゆえWiiほどのサードパーティの開発したヒット作に恵まれず、主なヒット作は「スプラトゥーン」や「スーパーマリオメーカー」といった任天堂開発のソフトが中心になっています。
生産中止の第一報からわずか8時間後に否定
さて、Wii U製造中止の第一報を報じたのは日経新聞ですが、その約8時間後に任天堂広報担当からそれを否定する発表がありました。
4月27日に行われる決算発表会でも、Wii U以外のゲーム機を含めた年間の販売予定数を発表する予定とのことです。
Wii UがWiiに比べて販売台数が伸び悩んでいることは事実ですが、まだまだ製造中止にはならないようです。今後も先ほどの2作品のようなヒット作が生まれることに期待しましょう。