Appleは先日「OS X 10.11.2」を一般リリースしました。これは9月30日に第一弾としてリリースされた「OS X El Capitan」のアップデート版です。
Apple Releases OS X 10.11.2 El Capitan With Multiple Bug Fixes
El Capitan2回目のアップデート
「El Capitan」という名称はヨセミテ公園内の一枚岩エル・キャピタンから取られています今までのYosemiteの命名元ですね。10月21日にはOS X 10.11.1がリリースされており、これはOffice 2016のバグ修正と新規絵文字の追加、その他細かい部分を修正したものでした。
OS X 10.11.2のダウンロードは「Mac App Store」内のソフトウェアアップデートから行えます。今回のアップデートは、現在OS X El Capitanを利用しているユーザー全員が対象になる予定とのことです。
今回は内部処理のアップデートが中心
ベータ版期間を通して、OS X 10.11.2は表に現れる部分は更新されていません。その代わりに10.11.1リリースからの問題点を解決するための内部バグの修正を行いました。今回のアップデートで修正された点はAppleのリリースノートでリストアップされていますし、下にも書き出しておきました。
今回のアップデートで、お使いのMacマシンの安定性、互換性、セキュリティが向上するとAppleは述べています。
アップデート内容
-Wi-Fiの信頼性の改善
-HandoffとAirDropの信頼性の改善
-Bluetooth対応端末の切断の原因となる問題の修正
-MailでオフラインのExchangeアカウントをメッセージを削除できない問題の修正
-USBケーブルを介したiPhoneからMacへの画像のインポートが出来ない問題の修正
-Live PhotosへのiCloud Photo Sharingの改善
OS X El Capitanはリリースされてから二カ月しか経っていませんが、既に複数回バグ修正のアップデートが行われています。Appleは今後も定期アップデートを行い、El Capitanのスムーズな機動を確保していく予定です。次のメジャーアップデートは2016年後半に予定されています。