地球温暖化で2045年にはペルシャ湾に人が住めなくなる?

先日の学術雑誌「Nature Climate Change」に掲載された論文によると、このまま気温が上がり続けると今後数十年の内にペルシャ湾に人が住めなくなるという予想が発表されました。

Humans may not be able to survive in the Persian Gulf by 2045

http://www.geek.com/science/humans-may-not-be-able-to-survive-in-the-persian-gulf-by-2045-1639029/

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ペルシャ湾の位置

ペルシャ湾はアラビア半島の北東に位置する入り江で、周囲にはサウジアラビアイランイラクオマーンカタールクウェートバーレーン、そしてアラブ首長国連邦が面しています。顔ぶれを見てもわかるように、ペルシャ湾は石油の一大生産地でもあります。ですので、ペルシャ湾の気候変動は世界各国に関係のある喫緊の課題となっています。

従来は人類の生存に影響を及ぼすレベルの気候変動が起こるのは、遠い未来の話だと考えられていました。ですが今回の論文では湿度などを新しいファクターとして取り入れることで、それが「明日」とも言えるくらいすぐに起こる可能性を示しました。

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ペルシャ湾で気温の上がりやすい理由

ペルシャ湾は気温や湿度の上昇の影響を受けやすい地形です。ペルシャ湾は浅くて面積の広い湾であり、普通の入り江などに比べて熱を多く吸収できる(つまりは気温が上がりやすい)と考えられています。その効果のほどについては諸説あり、おそらく効果があるだろう、くらいしか具体的なことはわかっていません。

もしもCO2排出量を制限しないままでいると、ペルシャ湾周辺国は30年以内に人が住めなくなると想定されています。この地域の開発は滞り、健康上の問題も急増します。ですが今後数十年間CO2濃度を一定に出来れば、ペルシャ湾の急速な気温上昇は避けられます。一部では上昇が見られますが、既に人の住みにくい環境の場所に限られます。

温暖化を防ぐために

地球温暖化という言葉は既に日常的に聞かれるようになり、極地の氷が融けだしているという話も聞きます。ですがその深刻な影響が出るのはまだまだ先だと思っていた方も多いのではないでしょうか。それがいよいよ我が事として降りかかる段階になりました。出来ることから、始めましょう。

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