アメリカ海軍の潜水艦狩りドローン艇、この夏外洋へ発進

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海にも広がるドローンの舞台

ドローンは空で大活躍していますが、アメリカ海軍が新しく開発した無人船よって、外洋をもその活躍の場に拡げてようとしています。新しいビデオは、DARPA(国防高等研究所)によって、自律水上艦艇が夢から現実になったところを見せびらかしています。この無人艦艇は大洋の深海に潜む潜水艦を追尾することを期待されています。

ACTUV 外洋へ

US_Anti_Sub_Drone_Boat

ドローンは空で大活躍していますが、アメリカ海軍が新しく開発した無人船よって、外洋をもその活躍の場に拡げようとしています。新しいビデオは、DARPA (国防高等研究所)によって、自律水上艦艇が夢から現実になったところを見せびらかしています。この無人艦艇は大洋の深海に潜む潜水艦を追尾することを期待されています。

ACTUV 外洋へ

これはまだ極初期のプロトタイプですが、将来的には無人船の艦隊、 Anti-Submarine Warfare Continuous Trail Unmanned Vessels(対潜水艦戦継続監視無人艦艇戦隊、略してACTUV、アクティブと発音するようです)、となり得る能力を持っていることを実証するためのものです。この全長132フィートの艦艇はオレゴン州ポートランドでの試験(アメリカ海軍でも公試と呼んでいいのでしょうか)では最大速度27ノットを記録しました。これで無人艦艇はこの夏にカリフォルニア沿岸から外洋に発進する準備が整ったようです。ドローン船の公式の命名式(進水式)はまもなく四月七日予定されています。海軍関係者は静粛なジーゼルエレクトリック潜水艦を執拗に追跡することに特化した無人艦艇の前途に随分と興奮しているようです。
(実際に喜んでいるのは財政造船関係者だけかも知れません。なんといっても無人化すればポストが減りますからね。)

潜水艦を追い駆けるだけでなく、この無人艇ACTUVには多くの運用形態が期待されています。他の船への物資輸送、機雷掃海、大規模作戦での補給補助といったものが無人艇遂行されるようになるでしょう。特に乗り込み員無しで三ヶ月特定海域に留まって居られる能力に期待が持たれています。

予備試験

actuvsub-619-316

予備試験において、このドローンは1㎞離れた潜水艦の追跡に成功しています。これはペンタゴンに言わせるとテクノロジー上の大いなる進歩なのだそうです。「騒音の多い沿岸部でジーゼルエレクトリック潜水艦のバッテリー駆動時のモーター音を拾うのは、都会の喧騒の中で特定の車のって音を聞き分けるようなものなのです。」、と海軍の機雷戦対潜水艦戦司令部の司令官、 Frank Drennan 提督は解説してくれました。

ACTUVは、何せ無人の自律艦艇ですので、人的資源の節約、経費削減という点でも期待されています。これらの無人艦艇を武装するかどうかは今のところは明らかにされていません。ただ、今年夏にカリフォルニア沖で無人の船を見掛けても驚かないでくださいね。それはきっと任務に備えて待機しているACTUV船ですよ。

via DigitalTrends

夏には外洋での長期運用テスト予定、カリフォルニアから太平洋に、ということですが、どこまで出張って来るのでしょう?控えめならカリフォルニアから西海岸沿岸コース、一般的ならカリフォルニア〜ハワイコースといったところですかね。無謀コースだと太平洋跨いで南沙海域なんてのも考えられますが、試験中の船、しかも無人船を係争中の海域には出さないでしょう。実際どのように運用されるのか、見てみたいものです。

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