新型MacBook Proはバッテリー持続時間が3.5時間~19.5時間とばらつきがあることが判明

新型MacBook Proが、アメリカの消費者情報誌コンシューマレポートから「おすすめ」をもらえない異例の事態となっています。

20161225

スポンサーリンク

バッテリー寿命に致命的問題

コンシューマーレポート誌は様々な製品やサービスを独自にテストし、調査結果をレポートにまとめて月刊誌として発表していますが、22日(木)に公開されたブログ記事によると、「新型MacBook Proはディスプレイの画質やパフォーマンスに一定の評価はできるものの、バッテリー寿命に問題があるため推薦することはできない」とのコメントを受けました。

持続時間は3.5時間~19.5時間のばらつき

コンシューマーレポート誌がTouch Bar搭載の13インチモデルのバッテリー持続時間をテストしたところ、1回目は16時間持続したものの、2回目は12.75時間、3回目には何と3.75時間しか持続しなかったとのことです。またTouch Barを搭載しない13インチモデルの場合も、1回目は19.5時間持続したものの、2回目は4.5時間しか持続しませんでした。15インチのノートパソコンのバッテリー持続時間も18.5時間~8時間と、かなりのばらつきがあったそうです。

同誌によると、一般的なバッテリー持続時間は通常5%以下のばらつきしかなく、3.5時間~19.5時間というMacBook Proのバッテリー持続時間のばらつきはかなり異常な事態であり、そのため「おすすめ」することはできないということです。

Apple側の反応は?

これに対しAppleのマーケティング担当フィル・シラー氏は、コンシューマーレポート誌のテスト結果はApple社内のテスト結果と一致するものでなく、この内容を「理解」するよう努めていると回答しています。

コンシューマーレポート誌の推薦はあくまでも第三者的なもと思われますが、AppeではJD Power社やコンシューマーレポート誌などの顧客満足度調査の結果を店舗販売やマーケティングで幅広く活用しているため、今回の調査結果はApple側に相当の打撃となるのは明白です。Appleがバッテリー問題を改善しない限りコンシューマーレポート側が今回の発表を撤回することは考えにくいところではありますが、調査結果に関してApple側はコンシューマーレポートに何らかのアプローチをしているかと推定されます。

テスト結果に疑問の声も

またApple情報専門ニュースサイト9to5 Macのライター、ベン・ラブジョイ氏は、今回コンシューマーレポートが発表した試験結果は「確実に何かがおかしい」と指摘し、多くのテク関連のライターもそれに賛同しています。ベン・ラブジョイ氏が指摘するのは、Appleが発表するバッテリー持続時間が最大10時間であるのに対し、コンシューマーレポートのテストでは16時間、19.5時間、18.5時間と前代未聞の数字が出ているという箇所。画面の明るさやアプリの設定など、テスト端末に何かしらの問題があったのではと指摘しています。

もしソフトウェアがバッテリーの持続時間に何らかの影響を及ぼしている場合、Appleが何らかのアップデートを行い解決する可能性もありますが、今の所それに関連したソフトウェアのアップデートは、不正確な「バッテリー残量表示」の削除以外は発表されていません。

なお、9to5 Macが独自にテストしたところによると、Touch Bar搭載MacBookのバッテリー持続時間は最大8時間と、Appleが公式に発表している10時間には至らなかったとのことです。

9to5mac.com/

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク