”当ホテルのお客様は、クレジットカード払いのアカウントをよくチェックし、もし不審な料金請求があった場合には至急お知らせください”
http://www.reuters.com/article/us-hyatt-hotels-hacking-idUSKBN0U704320151225
大手ホテルチェーンハイアットも標的に
Photo:BBC
またまた、大手ホテルチェーンのマルウエア被害が明らかになりました。世界に展開する大手ホテルチェーン・ハイアットのスポークスマンシェパード氏は、電子メールでクレジットカード支払い決済システムがカード情報を盗むマルウェアに感染していたと発表しました。感染した時期は、3週間前の11月末頃としています。
攻撃したグループは、カード番号を実際盗むことに成功したのか、システム感染の数や全世界にチェーン展開する627のホテルのうちどのくらいの数のホテルが感染したのかは、詳細について電子メールでは明らかにされていません。
大手ホテルチェーンの被害続出
米国の億万長者プリツカ―家運営のハイアットが、10月以降において感染が報告された4番目の大手ホテルです。ヒルトンホテルやスターウッドホテルは先月決済システムに攻撃を発表したばかりです。
ドナルド・トランプ氏が経営する高級ホテルチェーン、トランプホテルチェーンもデータセキュリティ被害にあった可能性を示唆しています。サイバー被害やマルウエア対策のFireeyeは今回のサイバー攻撃の調査に力を貸すことを表明しています。
ハイアット側は、被害についての問い合わせ窓口を設置しました。コールセンターのスタッフは、マルウエアはカードの所有者の名前、カード番号、期限、セキュリテイコードを収集する目的でプログラムされていたと語っています。
”セキュリテイシステムの強化に務め、世界中のハイアットホテルで安心してカード決済ができるようにします”とシェパード氏は電子メールで結んでいます。
詳細についてはハイアットのホームページで確認してほしいとのことです。
年末年始、海外旅行時のクレジットカード支払いには注意したいものです。
http://www.hyatt.com/protectingourcustomers
source:
http://www.reuters.com/article/us-hyatt-hotels-hacking-idUSKBN0U704320151225