火星だけじゃない?宇宙には地球の140兆倍の水を保有する天体がある

先日、火星に液体状態の水が存在することがNASAの発表により明らかにされましたが、地球上にある水なんてわずかなものなのですね。地球にある水の140兆倍の水量を想像してください。そしてそれが地球から120億光年離れた「クエーサー」と呼ばれるタイプの星の周りを取り囲んでいるのです。

The largest body of water we know of is circling a black hole

http://www.geek.com/science/the-largest-body-of-water-we-know-of-is-circling-a-black-hole-1636514/

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NASA の調査員、Matt Bradford 氏はこのように語ります。「クエーサーの周囲の、大量の水を吹き出している環境というのは、とても特殊なものです。それと同時に、水という地球でもポピュラーな物質が、遠く離れた宇宙にも広く存在するという証明にもなるのです。」

遠く離れた天体を観測する際には、その姿が過去の姿である事を忘れてはいけません。たとえば、ハッブル宇宙望遠鏡の捕えた「創造の柱」は6000年前の超新星爆発で出来たものですが、その姿を現在我々は観測しているのです。

今回、周囲に水が存在することがわかったクエーサーは地球から約120億後年離れています。つまり、見えているのは120億光年前の姿ということです。120億年前当時は、宇宙が生まれてからたったの16億年しかたっていない時期ですので、水というものが宇宙の歴史の初期から存在していたことがわかりました。

将来的には、人類は宇宙を旅するようになるでしょう。そんな時代には、資源を求めて宇宙に植民する一団が現れているかも知れませんね。

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