虹の姿は12種類 あなたの知らない虹の姿

虹がどのように出来るかは、もちろんご存じの方が多いでしょう。空中の水滴が小さなプリズムのような働きをし、太陽の光をいろんな色の光に分けます。水滴と光の量が十分にあれば、分けられた光が十分な量に達して太陽とは反対方向の空に虹が現れます。ところが、実際にはもう少し複雑な現象が起きているようなのです。

There Are Twelve Different Kinds of Rainbows

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虹の隣に出来る別の虹

虹のすぐ内側にもう一つの虹が見られる場合があり、これは「過剰虹」あるいは「干渉虹」と呼ばれています(上写真)。雨粒の揃った穏やかな雨の時に干渉虹はできやすくなります。また、大抵の場合、虹は色の順番が逆転した、もう1つの虹を持っています(下写真)。この2本の虹のうち、明るい方を「主虹(しゅこう)」、暗い方を「副虹(ふくこう)」といいます。主虹と副虹の間は暗くなるというのも特徴です。

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夕方に見える単色の虹

太陽が沈むころにかかる虹は、赤っぽい色しか持たなくなります。これは、昼間に比べて太陽光が大気中を通る距離が長くなってしまったからです。太陽光が大気中を通過する過程で、いろいろな波長の光のうち青い方から順に散乱してしまい、夕方では赤い光しか目に届かなくなるのです。

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虹には12種類のパターンがある

教科書では、水滴の大きさによって分類されてきましたが、実は大きさだけでは虹のバリエーションを説明できないのです。

大気科学者が数百枚の虹の写真を、虹の6色の見え具合(アメリカでは虹は6色です)や副虹、干渉虹が見えるかなどに基づいて分類したところ、虹には12種類ものパターンがあるということがわかりました。緑色が無かったり、赤と青の明暗2色だったり、黄色と赤の似た色の2色であったり、あるいは赤1色というのもありました。

足を止めて虹を見上げてはいかが

もしも珍しい虹の写真をお持ちでしたら、米国地球物理学連合のウェブサイトでなぜそのような虹が見えたのかの解説を見る事ができます。たとえば幅広の赤い虹は、空気中に小さな水滴が充満している日没や日の出にしか見る事ができません。

虹という現象は子供でも知っていますが、思っていた以上に虹の姿を左右する因子は複雑なようです。全く同じ因子が重なるということもあまり多くはないはず。今度虹が出ていたら、少し足を止めて見上げてみてはいかがでしょう。

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