相次ぐスマートフォンの発火事故
スマートフォンが発火するという事故はそう頻繁に聞くものではありませんが、最近この手の事故が多く聞かれるようになりました。
今年の3月19日(現地時刻)には、米国ベリンガムからハワイに向かう飛行機の中で、iPhone 6から発火するという事故がありました。幸い、このときは乗務員の冷静な対処で事なきを得ています。
そして先日、充電中のSamsung Galaxy S6 Edge+から炎が上がるという事故が報告されました。
充電中に発火
事故のあらましはこうです。
発火したGalaxy S6 Edge+の持ち主の言うには、事故の起きたとき、自分はベッドに横になっていて、Galaxy S6 Edge+は枕の脇に置いて充電していたとのことです。
変な音が聞こえたので慌てて飛び起きると、鼻を突く悪臭がしました。
彼は充電に使っていた充電器が発火したのだと思い至りスマートフォンを確認しましたが、実際に発火していたのはスマートフォン本体の方でした。
安全性の高いはずの純正品で発火した理由は不明
多くの場合、粗悪なサードパーティ製の機器を使っていたユーザーはメーカーに対し賠償を求めることができます。
しかし今回のケースでは、使っていたのはサムスン純正のGalaxy S3充電機で、それまで何の問題もなく使えていたというのです。
以前にホバーボードの発火問題が話題になりましたが、スマートフォンが発火するという事故はレアケースと言えます。
しかしレアケースであるがゆえに対策を取っていないことが多く、一度起きると被害は大きいものになります。
今回のGalaxy 6S Edge+の件で純正品から発火した原因は不明ですが、発火事故のほとんどは粗悪なサードパーティ製の充電器が原因です。
なるべくメーカーの純正品を使うに越したことはないでしょう。
Via: Phone Radar