「未来をつくる起業家」学生起業やスタートアップ起業を志す人におすすめの本

最近、学生起業やスタートアップ起業を志す人は多いが、その中に実際にどのように価値を生み出すつもりなのかという明確なビジョンを持っている人は少ないように思います。また、ビジョンがないから、もしくはビジョンがあってもどうやっていいのかわからないとか自分にはできそうにないからという理由で起業を諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。

そんな人には、ぼんやりと一人で考えていないでこの本を読めと言いたい。

よく起業を志す人に向けて「リスクを怖がるな、とりあえずやってみろ」といったアドバイスをする人がいますが、そんなことはありません。

「知らない」ということは失敗に直結する最大のリスクですから。

この本で体験談を語るのは

小林 清剛(NOBOT, Chanoma)
木村 新司(Gunosy)
南 壮一郎(BizReach)
村田 マリ(iemo)
光本 勇介(ブラケット)
柴田 陽(Spotlight)
Robert Laing & Matthew Romaine(Gengo)
福山 太郎(AnyPerk)
井口 尊仁(DokiDoki,Tonchidot, Telepathy)
柿山 丈博(MONOCO)
平野 未来(Cinnamon)
倉富 佑也(Panda Graphics)
秋好 陽介(Lancers)
山本 敏行(ChatWork)
須田 将啓(エニグモ)
坂井 光(インタレストマーケティング)
河端 伸一郎(Interspace)
武藤 友木子(ProTrade)
林 郁 & 伊藤 穰一(デジタルガレージ)

の20名です。すべてとは言わなくとも、聞いたことがある名前があるのではないでしょうか。彼らはみな一定の成果を上げた人たちですが、一発でいきなり大成功を当てた人はいません。皆失敗を経験し、思考錯誤し、時には他の企業のやり方を真似たりといった苦労を経験しています。そういった彼らの失敗から学べることがあるんです。

実際私も、成功する起業家はに必要なのはある種の才能と運がすべてだと思っていましたが、そんなことはないようです。成功する人ほど泥臭くいろいろなことを考えています。

また、資金を調達する方法や、ベンチャーキャピタルとはどんなものなのかといった、実際的な面もわかります。

私的に興味を持ったのは、PCに代わってスマホが台頭して来るころの時代に、モバイル向け広告ベンチャーや、Gunosyなどのキュレーションメディアが成功したことなどにもわかるように、メディアで起業ができるのはデバイスが変わるときだけというのはなるほどなと思いました。

将来、デバイスはIoT(モノのインターネット)化が進むに連れて、あらゆるモノがつながり、それを基本とした新たな情報デバイスが生まれるはずです。それはウェアラブル端末なのかもしれないし、そうでないのかもしれません。

起業家は、これから確実に訪れる変化の中で何に価値を見出していくかが問われているのだと思います。

読んでいる最中にも様々なアイデアが湧いてくるような良本でした。

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