日本の金星探査機「あかつき」が金星の雲の貴重なデータを採取

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JAXAの金星探査機「あかつき」が金星の雲に関する情報を採取

日本の金星探査機「あかつき」。

2010年に種子島宇宙センターから打ち上げられたものの金星の周回軌道への投入に失敗し、金星に近い軌道で太陽の周りをまわっていました。

そして2015年の12月7日に周回軌道再投入が行われ9日に成功が確認されました。2016年4月4日には軌道の再修正が行われ、8日に再修正の成功が確認されています。

そしてその甲斐あり、金星の関する貴重なデータの採取に成功しました。

地球上では見られない雲の動きを観測

夜間には最高で地表から95キロメートルにも達する、金星を覆う厚い雲。

赤外線を使った観測により、この雲は何層にも重なって存在していることが明らかになりました。

地球に比べて、雲の発生する仕組みが非常に複雑なものであることを示しています。

そして記事トップの画像右側にある、特徴的な三日月形の雲は金星の時点と同じペースで移動していることがわかりました。

大気の動きではなく、地表の動きとシンクロしているのが新発見です。

金星の地形が雲の動きにまで影響を与えている証拠と言えます。

今後のあかつきの成果にも期待

あかつきは当初予定されていた軌道とは違う軌道を回っていることから、予想されていなかった困難を抱えています。

高解像度の写真を撮れる期間は限られたものであったり、長期間宇宙をさまよっていたので、凝固した水蒸気のせいでカメラの一つが一時使用不能になったりなど。

ですが今回採取したデータは、そうまでして金星に挑んだ価値のあるものでした。

数年遅刻してしまったあかつきのミッションはまだ始まったばかりです。

今後も長期間にわたって地球に最も近い惑星の貴重なデータを送り続けてくれることに期待しましょう。

Via: Engadget

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