スペースデブリの58年を1分間で振り返る

使い捨てられた人工衛星、ロケット打ち上げ時に切り離された破片、それらがぶつかってできた新たなゴミ、スペースデブリは、時速27,000km近い速度で地球の周りをまわっており、シャトルや人工衛星にぶつかれば、重大な事故につながりかねません。地球で最初のデブリは1957年に生まれました。それから60年弱。宇宙には現在、20,000個のデブリが存在しています。

Watch 58 years of space debris appear in 1 minute

http://www.engadget.com/2015/12/22/watch-58-years-of-space-debris-appear-in-1-minute/

space-debris-video

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スプートニクより60年 増え続けるスペースデブリ

スペースデブリの問題はみなさんご存じかと思います。ですが現在20,000個のデブリが地球を回っていると言われても、具体的にイメージできる人は少ないかと思います。そんな中、大学講師のStuart Grey氏は1957年から2015年までのスペースデブリの増える様子を1分間にまとめた動画を投稿しました。1957年というのは、人類初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられた年です。動画内にもあるように、デブリは少し安定した後思い出したように増加します。数千個ものデブリが長い間放置されている一方で、ミサイル実験や衛星の衝突によってさらに数千個のデブリが発生しています。

スペースデブリの除去は宇宙開発にも絶対必要

2013年公開のスペースデブリによる事故を扱った映画『ゼロ・グラビティ(原題: Gravity)』をご覧になった方なら、デブリの危険性がわかるかと思います。デブリの地球を回る速度は時速27,000km以上にもなり、予想の難しい軌道を描いて飛び交っていますので、宇宙飛行士や人工衛星を深刻な危険にさらしてしまうことになります。ネジ1個ですら脅威になりますが、デブリの中には耐用年数を終えた人工衛星などの比較的大きな(それゆえ質量の大きい=破壊力の強い)デブリもあります。将来的に安全な宇宙旅行を実現させるため、各国が協力してデブリを除去することが求められています。

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