「排ガス不正問題は数人の悪質なプログラマーのせい。」フォルクスワーゲンCEOが問題発言

CEO というのは無茶を言うものです。フォルクスワーゲンアメリカCEOMichael Horn氏はその最たるものではないでしょうか「排ガス不正問題」は「数人のシステムエンジニア」のせいで起こったと言われて、誰が信じるというのでしょうね。

Volkswagen America CEO blames cheating scandal on ‘a couple’ of software engineers

http://www.geek.com/news/volkswagen-america-ceo-blames-cheating-scandal-on-a-couple-software-engineers-1636137/

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Horn氏は下院エネルギー・商業委員会公聴会で、このような爆弾発言を投下しました。実際の発言は「this was a couple of software engineers who put this in for whatever reason.(これは何らかの理由で少数のエンジニアが持ち込んだものです)」。「this(これ)」というのはディフィートデバイスのことです。このデバイスは車が排ガス試験走行を行っていると判断すると、NOxの排出量を規制を満たす程度に抑え、普段の走行だと判断するとデバイスが解除され、走行試験の実に35倍ものNOxを排出するようになるのです。
そしてディフィートデバイスを搭載している車は1,100万台にも及ぶと言われ、これはフォルクスワーゲンに限ったものではありません。フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェ、ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニ、セアト、そしてシュコダ。これらは毎年数千億ドルの利益を上げ、24か国の100個以上の工場で生産を続けています。

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今回の不正事件をめぐる混乱は、2、3人の悪質なプログラマーのせいで起きた。Horn氏はそう主張しているのです。そして、最高幹部の中にディフィートデバイスが使われていたことを知っている人はいなかったというのです。
Horn氏は「役員会議でディフィートデバイスを承認したことはない。」と加えました。少なくともこれは真実味があります。フォルクスワーゲンの重役が会議録の残る定例会議でこんなことを言うとは思えませんし、また、ディフィートデバイスの仕様が通るとも思えません。

いずれにせよ、更なる事態の解明が必要です。

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