電気回路を搭載したタトゥーでバイタルサインを計測

ウェアラブル」という単語が市民権を得て、もう何年経ったでしょうか。腕時計のようなタイプが現在のウェアラブルデバイスの主流ですが、移植技術を用いたウェアラブル技術の開発も進んでいます。

Temporary tech tattoos could monitor your health, pay for your coffee

http://www.geek.com/chips/temporary-tech-tattoos-could-monitor-your-health-pay-for-your-coffee-1640423/

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新しいタイプのウェアラブルデバイス

米国の Chaotic Moon 社が推進するコンセプトは、「電子回路を搭載した取り外しのできるタトゥー」というものです。これはバイオセンサーを人間に取り付けるという、新しいアプローチです。これまではかさ張る機械を腕に巻いたり、センサーのを搭載したピルを飲んだりしなければいけませんでしたが、このタトゥーは肌に張り付けるだけで OK です。現在はまだ試作品で「ATiny85 コントローラー」というコードネームで呼ばれています。8ビットの RISC ベースチップを用い、低電力システム用に設計されています。デバイス間でのデータの送受信は Bluetooth を介して行われます。

新技術と応用

このウェアラブル・タトゥーは伝導性のインクを用いて肌に描かれます。このインクでタトゥーの輪郭を描くのです。そこにバッテリー、LED、その他センサーの類をつけていきます。Chaotic Moon がこのタトゥーを開発したのは、実は医療での利用を目指してのものです。脈拍や心拍数(バイタルサイン)の測定など、従来は大きな機械を持ち運ばなければいけませんでしたが、このタトゥーを使えば簡単に出来るようになります。あるいは軍事利用もできるでしょう。作戦行動中の兵士に取り付けることで、体調管理や位置情報の取得が出来るようになります。

展望

将来的にはより大きなストレージセンサー、あるいはワイヤレス技術といったものを利用できるようになるでしょう。たとえば今はコンビニなどで、スマートフォンをかざすだけで支払いができるサービスがありますが、いずれはタトゥーをかざすだけで出来るようになるかもしれないのです。

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