知ってた?Wi-Fiは元々ミニブラックホールの爆発を検出するために作られた技術を使っている

いまや誰もが当たり前のように使っているWiFiですが、実はこのWiFiは初めから今のような無線LAN規格として作られたものではありませんでした。そんなWiFiの歴史についてのお話です。

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WiFi誕生の裏話

WiFiはそもそもIEEE 802.11規格という無線LAN国際標準規格のことで、WiFiは様々な組織によって取得された多数の特許技術が使われています。例えば2009年4月には14ものIT企業がWiFiに関する特許を所有しているオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)に対して2億5千万ドルものお金を支払っています。

そんなWiFi技術に欠かせない特許を持っているCSIROでのことです。

実は、あまり知られていませんがCSIROで天文学や宇宙科学を研究していたJohn O’Sullivan氏がWiFiの父であるといわれています。

彼は当時CSIROで、ミニブラックホールの研究をしていました。それは、原子大の大きさのミニブラックホールの爆発で生じる電波を検出するために、ノイズなどの影響をなるべく受けないような方法が必要でした。そして彼はそのためのワイヤレスネットワークを作ったのです。

BBCの記事に彼の言葉が載っていました。
http://www.bbc.com/news/magazine-20071644

「もとはといえば電波天文学の分野のある研究から始まりました。面白いことにそれは、原子ほどの大きさのミニブラックホールの爆発を検出するという失敗に終わった実験でした。その研究で当時私は、のちにそれが何をもたらすかなど知らぬままに、毎秒100メガビットのワイヤレスネットワークを作り始めたのです。」

思わぬ副産物とでもいうのでしょうか、実験自体は失敗に終わってしまったようですが、彼の作ったワイヤレスネットワーク技術が現在もなおWiFiに使われているということです。

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