Windows 10の無料アップデートは7月29日まで
Microsoftの公式ブログでの発表によりますと、全世界でWindows 10にアップデート済のアクティブデバイスが3億台を突破したようです(5月5日時点)。
この数字には携帯電話やPCに加え、Xbox Oneの台数も含まれています。
この時期に集計結果が発表されたのは偶然ではなく、最近見られるようになった、Windows 10へのアップデートが進んでいないと指摘する記事への反論も兼ねているのでしょう。
3月末の時点では2億7,000万台とのことでしたので、わずか一カ月ほどの間に3,000万台増加したことになります。
現在Windows 10 Home へのアップデートは無料で行われていますが、いつまでも無料というわけではありません。
Microsoftによりますと無料アップデートは7月29日で終了し、それ以降は119ドルの費用が発生するとのことです。
有料になるくらいなら今のうちにアップデートを
今回の無料アップデート締め切り日の発表について、テクノロジーやガジェット関連のニュースを扱うウェブサイト「Geek.com」では、ユーザーの不安感を煽ることでWin 10へのアップデートを進めようというMicrosoft側の戦略ではないかと指摘しています(Geek.comとしても話半分のジョーク記事のようなものですが)。
いわゆる通販番組の「番組終了後30分以内のお申し込みなら送料無料」などの売り文句と言えばわかりやすいでしょうか。
Microsfotにコンタクトを取ったある記者によれば、「無料アップデートは7月29日に終了する『予定』である」との返答を得たとのことで、希望的観測も含めてMicrosoftの陰謀説を展開しています。
7月30日以降に製造されたWindowsマシンには、全てWin 10が搭載されることになります。
つまり、今年後半からのWindows用ソフトウェアの開発は、Win 10を前提に展開されるということです。
PCを買い替えたばかりの方、少なくともしばらくは今のPCを使い続ける予定の方などは、この際アップデートしてしまった方が良いかもしれません。
7月30日以降にすぐに買い替える予定という方はお好みで選んでよいでしょう。
いずれにせよ、「後でアップデートする予定だったけどいつの間にか7月30日になってた!」という事態は避けたいものですね。
Via: Geek.com